スノーボード大手「バートン(BURTON)」を運営するバートン ジャパンは、初心者を含め、スノーボードを多くの人が気軽に楽しむための選択肢として、レンタルサービスを強化している。スキー場でギアを貸し出す“リゾートレンタル”と共に、“オンラインレンタル”も実施。趣味のギアや家電などのサブスク&レンタルサービス「カウリル」のプラットフォームを活用することで、よりストレスなく借りられる仕組みを整えた。「豊富なレンタルサービスによって、より賢くカジュアルにスノーボードを楽しむスタイルが浸透し、最新のギアによって確かな上達を感じていただく」(発表資料から)ことが狙い。
“オンラインレンタル”はボード、バインディング、ブーツの3点セットを、15、30、45日間の期間で貸し出す。レンタル開始日は11月21日。スノーボードのバインディングはストラップでブーツを留める仕様が主流だが、それだとリフトに乗る度に雪上に座りこんで板を装着する必要がある。同レンタルではバインディングとブーツ全てを、バートンが開発した「ステップオン」モデルでそろえており、座り込むことなく踏み込むだけで板の装着が可能。ボードも逆エッジで転倒しづらい構造のモデルをそろえる。初心者にとってのストレスを減らし、スノーボードの楽しさを伝える。
15日間のレンタル料はキッズセットが1万6500円、ウィメンズ、メンズセットが2万2000円。「カウリル」で会員登録してレンタルを申し込むと指定の場所に届き、返却は全国のコンビニやヤマト運輸営業所から可能。また、“オンラインレンタル”の特典として、キッズセットをレンタルした客には、東急スノーリゾート系列のスキー場全国5カ所で使えるキッズのリフト1日券をプレゼントする。また、“オンラインレンタル”利用客全員に、「バートン」公式ECで使える10%割引チケットを進呈。さらに12月5日までにレンタル予約した客には、レンタル料金を10%割引する。
スキー場でのレンタルサービスである“リゾートレンタル”でも、「ステップオン」モデルをそろえる。今年は“リゾートレンタル”を全国9のスキー場に拡大した。ハイスペックなモデルを試したい中上級者などに向けては、全国4カ所に構えるテストライドセンターで最新モデルの貸し出しを行い、購入を検討している板の試乗などにも対応する。