ニューヨークのメトロポリタン美術館で5月5日、米ファッションデザイナー、チャールズ・ジェームズの回顧展のプレスプレビュー(METガラ)が開催された。アナ・ウインター=米「ヴォーグ」編集長が主催する同イベントには、サラ・ジェシカ・パーカーやブレイク・ライブリーをはじめとする豪華ゲストが駆け付け、盛大なパーティが開催された。
夜会スタイルを得意としたチャールズ・ジェームズにオマージュを込め、クラシックな装いでレッドカーペットに現れたセレブリティーたち。ヘアメイクもシックなルックが目立った。
その中でもモードな着こなしに注目が集まったのは、パンツルックに挑戦したモデルのカーラ・デルヴィーニュ。ファッションはミニマルにまとめ、大きめのウェーブをかけたダウンヘアがレディな印象を引き立てた。メイクはチャームポイントの眉を一層強く描き、目もとをブラックで強調。アイフォーカスが、凛々しくもエレガント。リップはヌードというバランスも真似したい。
"古き良きハリウッドを偲ぶ"ルックで登場したのは、ブレイク・ライブリー。大きめのウェーブをかけたダウンスタイルのヘアに、色みを抑えた赤リップと同系色のシャドウを合わせ、グラマラスな印象に仕上げた。
モデルのカレン・エルソンのメイクを手掛けたジェニー・スミス=NARS リード メーキャップスタイリストは、「今回のドレスコードは、『ホワイト タイ(夜の正礼装)』。エレガントなドレスに合わせ、メイクはスモーキーアイとヌーディなリップの組み合わせか、もしくはアイとリップの両方を強調した王道のルックが主流だった。活躍したのは、NARS『デュアルインテンシティーアイシャドウ』(2014年夏の新製品)や『ベルベットマットリップペンシル』。しっかりと発色するアイテムで、時代を超えたクラシカルなメイクを作るのに役立った」と解説した。