奥渋を訪れたきっかけは、富ヶ谷から少し入ったgrapevine by k3で開かれた展示会。スタイリストの管沼詩乃さんとデザイナーの圷(アクツ)イサクさんが昨年立ち上げた「オイスター」はサステナブルに配慮したユニセックスアパレルです。2人ともこの世界のベテラン。そういうキャリアの人たちが、何かを変えようとして手探りでポリシーを込めた活動を小さく始動していることが心強い。駅から離れた場所の軒先で、歩道にはみ出すほど彼らの友人が集まる様を見て、ファッションの世界の始まりっていつもこういう「好き」をベースにした手探りのムードだよね、と思いました。
帰路は宇田川遊歩道を渋谷へ向かい、神南の北谷公園で開かれていたマルシェ&トークのイベントへ。ここも手作りのプレゼンテーションで活気に満ちており、周辺のカフェも賑わい、階段に座りくつろぐ人も多数と、その光景はストリート感満載でした。
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