「カルチャー」という言葉が気になっています。あ、皆さんはずっと前からでしょうか(笑)?
きっかけは、来週発売する「WWDJAPAN」のメディア特集。コンデナスト・ジャパンの北田淳社長が、「これからはカルチャーを生み出したい」と教えてくれたことでした。「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」や「GQ ジャパン(GQ JAPAN)」「ワイアード(WIRED)」で生み出すのは、雑誌や、ウェブサイトやSNSのコンテンツ、イベントだけではなく、カルチャーだというのです。
正直、この話を聞いただけでは、ピンと来ないかもしれません。けれど合わせて他媒体、特に「レオン(LEON)」や「ヴィヴィ(ViVi)」に話を聞くと、「あ〜、こういうことなのかしら?」と思えるようになりました。私の解釈については、来週号をご覧くださいませ。
ビューティの世界で言えば、韓国発のフレグランスブランドは、カルチャーの発信が上手な印象です。上の記事で語っていますが、今アップカミングな代表例は「ノンフィクション(NONFICTION)」、そして「タンブリンズ(TAMBURINS)」です。日本ではセレクトショップが扱っていたり、まだまだ流通は限定的なので口コミが多かったり、想像を掻き立てるミニマルなムードだったりが影響していると思いますが、とにかくカルチャーのムードが漂うから、「なんか良さそう」とか「カッコよさげ」的な印象につながっています。
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