ビューティ
連載 エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY

“雰囲気写真”って大事かも

有料会員限定記事


「カルチャー」という言葉が気になっています。あ、皆さんはずっと前からでしょうか(笑)?

きっかけは、来週発売する「WWDJAPAN」のメディア特集。コンデナスト・ジャパンの北田淳社長が、「これからはカルチャーを生み出したい」と教えてくれたことでした。「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」や「GQ ジャパン(GQ JAPAN)」「ワイアード(WIRED)」で生み出すのは、雑誌や、ウェブサイトやSNSのコンテンツ、イベントだけではなく、カルチャーだというのです。

正直、この話を聞いただけでは、ピンと来ないかもしれません。けれど合わせて他媒体、特に「レオン(LEON)」や「ヴィヴィ(ViVi)」に話を聞くと、「あ〜、こういうことなのかしら?」と思えるようになりました。私の解釈については、来週号をご覧くださいませ。

ビューティの世界で言えば、韓国発のフレグランスブランドは、カルチャーの発信が上手な印象です。上の記事で語っていますが、今アップカミングな代表例は「ノンフィクション(NONFICTION)」、そして「タンブリンズ(TAMBURINS)」です。日本ではセレクトショップが扱っていたり、まだまだ流通は限定的なので口コミが多かったり、想像を掻き立てるミニマルなムードだったりが影響していると思いますが、とにかくカルチャーのムードが漂うから、「なんか良さそう」とか「カッコよさげ」的な印象につながっています。

この続きを読むには…
残り672⽂字, 画像1枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

メンズ32ブランドの猛暑に負けない推しスタイル 2025年春夏メンズ・リアルトレンド

「WWDJAPAN」12月16日号は、2025年春夏シーズンのメンズ・リアルトレンドを特集します。近年は異常な暑さが続いており、今年の夏は観測史上最も暑い夏になりました。ファッション界への影響も大きく、春夏シーズンはいかに清涼感のあるスタイルを提案するかが大切になります。そこで、セレクト各社やアパレルメーカーの展示会取材、アンケートを通して全32ブランドの推しのスタイルを調査し、メンズのリアルな傾…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。