ビューティ

「ウル・オス」が自分らしい生き方を問うプロジェクト始動 吉川晃司とコラボでアートイベント開催

大塚製薬のメンズスキンケア「ウル・オス(UL・OS)」が11月24日、自分らしい生き方や魅力を探求する「UL・OS Questions」プロジェクトを始動させた。第1弾として同プロジェクトに参画した吉川晃司とのコラボ展示イベント「吉川晃司とUL・OS展『からだから生きるを問う』」を都内のスパイラルガーデン(東京都港区)で開催する。

「ウル・オス」は、“健やかな肌こそ美しい”という考えに基づいた研究・開発から2008年に誕生したブランド。健やかな肌に導きたいという思いから、「化ける・装う」ではない自分らしい生き方を提案してきた。同プロジェクトでは、肌が通じて伝わる美しさとは、その人が本来持っている「自分らしい魅力」であると考え、「自分らしい生き方」を考えるきっかけを作るという。

正解のない問いと投げかけていく取り組みを、「自分らしく生き抜いていく方と一緒に発信していきたい」という思いから、「この人しかいない」と吉川にオファー。数回のディスカッションを重ねて展示イベントの開催が実現した。

同日、都内で発表会が開かれ、吉川も登壇。イベントで展示される写真は、鍛え抜かれた肉体美が披露されたが、司会者から「ギリシャ彫刻のような肉体美」と評された。撮影は約2時間ほぼ全裸で行われたことが明かされたが、吉川は「抵抗はなかった。『ウル・オス』の方から在り方についてずっと話していたので、そういうことなら『何も着ないほうがいいんじゃない?』って。むしろ私から『全身裸で、前はまずいから後ろから』って提案しました」と舞台裏を語った。

写真は明るさや彩度は調整されたものの、しわ、しみは加工せず。吉川は「生き様はしわに出てくると思うので、もったいない。特に男は顔には生き様が出ると言われる。変に取り繕うよりも日々の生活から出てくるんじゃないか。上から飾るのではなく、中から出てきたものが自分の生き様では」と力説。

また、「老い」とは「付き合い方によっては弱さを超えた“しなやかさ”を結べるんじゃないかと思う」といい、「若いは愚かとの同義語とも言える。知恵もなければ経験値もない。それが年を取ることによってしなやかになるのであれば、それは素晴らしいこと。白髪を隠すことで若く見えるのであれば、それは愚かの方の“若い”だ」と持論を展開した。

現在58歳となる吉川だが、トレーニングは「週6で、水泳は2〜300日。私にとっては仕事の一環なので、楽しくはない(笑)」とコメント。それに加え、弓道やスキューバダイビングも定期的に行っている。「マッチョになりたいとかではない。私は歌手なので可能な限り歌っていたい。望むパフォーマンスをするために必要なことをやっているだけ」と説明。60歳手前とは思えないバイタリティーに会場は驚きの声に包まれた。

「吉川晃司とUL・OS展『からだから生きるを問う』」は、11月24日から29日までスパイラルガーデン(東京都港区)にて開催される。入場料は無料。

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