ファッション

欧州勢だけがラグジュアリー市場を独占できるワケ 日本の課題は?【マーケティング担当に読んでほしい記事3選】

無料で読める

この連載は週に一度、「WWDJAPAN Digital」に掲載した記事の中から、編集部の記者が独自のテーマで記事をピックアップし、コメント付きで紹介する。

今週のテーマは「マーケティング担当に読んでほしい記事3選」。マーケティング担当の皆さんはもちろん、ファッション・ビューティ業界で活躍する皆さんにもぜひ読んでもらいたい。ニュースの読み方を知るとともに、ビジネス会話のヒントになれば幸いだ。

(この記事は無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)

選者:林芳樹ビジネスデスク

1972年、千葉県生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、98年に業界紙の日本繊維新聞社に入社。広告営業を経て編集記者になり、メンズウエア、スポーツウエア、SPAなどを取材する。2009年2月にINFASパブリケーションズに入社。「WWDジャパン」編集部に配属され、主にビジネスニュースを担当する

【記事1】
「日本は海外ラグジュアリーに頼りすぎ」 元三越伊勢丹社長・大西氏が問題提起

日本製の工芸品やファッション製品、雑貨などを集めたセレクトショップ「ジャパン マスタリー コレクション(JMC)」が12月22日、羽田空港第3ターミナルの出国エリアにオープンする。「日本発の地方創生型ラグジュアリーブランド」をうたい、国内各地からセレクトした数万円から数百万円の高級品を販売する。運営は羽田未来総合研究所。きょう15日、記者会見が行われた。(全文はこちら

【記者のコメント】
なぜ欧州勢だけがラグジュアリー市場を独占し、日本勢が食い込めないのか考える必要がある。欧州勢がラグジュアリー市場を築けた理由は、服飾の伝統や文化だけではない。ブランドへの「あこがれ」を演出し、高価格を認めさせる高度なブランディングにこそ真髄がある。日本は高品質なモノ作りを追求するけれど、それをラグジュアリーまで昇華する術を持たない。乗り越えるべき課題は多い。

【記事2】
コメ兵が渋谷に旗艦店 数千円から約1億円まで幅広い商品構成

この続きを読むには…
残り798⽂字, 画像2枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。