ILLUSTRATION : ROMI WATANABE
ショップの責任者である店長に、“今シーズンのイチ押し”“注目のコラボ”“ロングセラー”を推薦してもらう連載「店長がプレゼン!」。4回目に登場するのは、「ポール・スミス(PAUL SMITH)」大阪店だ。須田友樹店長に、「WWDJAPAN」経由で最新情報を発信してもらう。
「ポール・スミス」大阪店とは?
2019年に、大阪初のメンズフラッグシップショップとして心斎橋にオープン。22年にウィメンズを加え、コンバインショップに。国内で初めて、スーツのメード トゥ メジャー(パーソナルオーダーサービス)を提供した店舗でもある。店舗面積は約210㎡。1フロア構成で、店内は木材を積み重ねた“スクリーン”によって分かれる。
主役になる29色のストライプタートルニット
「今シーズンのイチ押しは、29色を組み合わせた鮮やかな“シグネチャーストライプ”のタートルネックです。素材はウールで、イタリア製。美しい凹凸感が特徴の片畦(あぜ)編みによるミドルゲージのメンズ商材です。1枚でコーディネートの主役になります」。
赤を効かせたNY発「コミッション」との共作
「注目のコラボは、新進気鋭のクリエイターと組むプロジェクト“アンド ポール・スミス(&PAUL SMITH)”から選びました。ニューヨークを拠点とするブランド『コミッション(COMMISSION)』との共作です。デザイナーは、アジアにルーツを持つディラン・カオ(Dylan Cao)とジン・ケイ(Jin Kay)。彼らの両親が着ていた1990年代のベトナムや韓国のワークウエアをベースに、モダンなエッセンスをプラスしたデザインが魅力です」。
着回しで活躍するシルク混カーディガン
「ロングセラー商品は、ウィメンズのカーディガンです。素材はシルク混ウールで、肌触りは滑らかかつソフト。袖の“シグネチャーストライプ”が、さりげなく主張します。軽くてベーシック、使い勝手が良いため色違いでそろえたくなるはず!」。
連載「店長がプレゼン!」とは?
売り場は、ファッション&ビューティビジネスの最前線。店頭を見れば、そのブランド・企業の状態が分かるといってもいいくらい。とはいえ内外装、商品ラインアップ、販売員の立ち居振る舞いなど見どころは多い……。そこでショップを預かる店長に、“今シーズンのイチ押し”“注目のコラボ”“ロングセラー”をプレゼンしてもらう。最前線のリアルを感じられるはずだ。
■「ポール・スミス」大阪店
時間:11:00〜20:00
定休日:水曜不定休
住所:大阪府大阪市中央区南船場3-10-19