ファッション

創設130周年「ウェレンドルフ」 家族愛から生まれる珠玉のジュエリー

ドイツ発「ウェレンドルフ(WELLENDORFF)」は、“FROM LOVE. THE BEST.(愛を込めて、最高のジュエリーを)”をコンセプトに掲げるジュエラーだ。同ブランドは、今年創設130周年の節目を迎えた。ジュエリーは全て18金でつくられ、ドイツを代表するジュエラーとして、王室をはじめ世界中の顧客から高い支持を得ている。1世紀以上にわたる一貫した家族経営によって生み出される唯一無二のクリエイション。家族愛と革新の融合、高度なクラフツマンシップが可能にする「ウェレンドルフ」のジュエリーの魅力に迫る。

ドイツを代表する
一族経営のジュエラー
「ウェレンドルフ」とは

「ウェレンドルフ」は1893年、エルンスト・アレクサンダーとジュリー・ウェレンドルフによって創設され、ヨーロッパ王室のためのジュエリーを制作していた。1936年、2代目であるDr. アレクサンダー・ウェレンドルフに受け継がれ、特殊なプレス機を用いたゴールドのシグネットリングの製造を開始し、多くの女性を魅了した。その後1960年にハンスペーター・ウェレンドルフが経営を引き継ぎ、妻のエヴァとともに革新的かつクリエイティブな才能を発揮。ブランドのトレードマークである“ダイヤモンドW”や、ブランドのアイコンである繊細なゴールドでつくられたネックレス“シルクコーデル”が誕生した。91年にクリストフ、93年にクリストフの弟のゲオルクが「ウェレンドルフ」に参画。透明度の高いオリジナルの“コールドエナメル”などを考案し、ジュエリーの歴史に革新をもたらし続けている。家族への愛をインスピレーション源に最高のジュエリーを生み出してきた「ウェレンドルフ」。その揺るぎない原点はファミリービジネスにあり、1世紀以上の歴史とともに創業者たちの物語が現代に引き継がれている。

愛が紡いだ
壮麗なクラフツマンシップ

家族愛から導き出された
革新による最高の価値
クリストフ・ウェレンドルフ/
ウェレンドルフ4代目当主兼CEO

「物づくりの基本は家族への愛である」とクリストフ・ウェレンドルフ=ウェレンドルフ4代目当主兼CEOはクリエイションへの情熱を語る。「ウェレンドルフ」のアイコン3つは、いずれも妻に対する愛から生まれた類いまれなジュエリーだ。「コールドエナメル・リングは私が妻へ初めて贈るリングとして考案した。エナメルは特性上割れやすいが、壊れない愛の印として贈るためにあきらめずに試作を重ね割れないコールドエナメルを開発した。妻を驚かせたかったのだ」とアイコンが生まれた背景を話す。世界中のファンから絶大な支持を得る理由については、「愛から生まれた本物の価値があるジュエリーだという点。また、世界中から選りすぐられた腕の確かな金細工職人による他にはない着け心地だ。着けた瞬間、目を閉じていても『ウェレンドルフ』と分かるくらい心地よい」。家族の愛から生まれる革新と高度なクラフツマンシップに支えられた妥協しない物づくりは、品質を重んじる日本の文化とリンクしている。「時代と共に変化するべくジュエリーの革新を続けていくつもりだ。そのためにも、家族経営であることが大切。『ウェレンドルフ』のジュエリーが人生の記念となるものとして、幸せをつなぐ架け橋になれればと思う」。

企画制作:WWD JAPAN
問い合わせ先
ウェレンドルフ 東京ブティック
03-6434-8070