2013年12月31日終了の「プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)」におけるビューティカテゴリーの14年度第2四半期決算は、減収増益だった。売上高は対前年同期比97.8%の52億8000万ドル(約5385億6000万円)、純利益は同105.7%の9億2700万ドル(約945億5400万円)だった。
業績を発表したジョン・ムーラー=チーフ・ファイナンシャル・オフィサーによると、ヘアケアは、欧州、中東、アフリカで2ケタ増のヘッド&ショルダーズがけん引。プレステージコスメ、デオドラント、日用衛生品も伸長した。
一方、スキンケアは伸び悩みを見せていることから、強化策として買収の可能性にアナリストらが言及すると「可能性はないわけではないが、オレイとSK-�Uにはまだ成長の余地がある」とコメント。当面は既存ブランドに注力すると語った。