ビューティ

「ビー」が椿端材を利用したヘアアクセサリーとヘアオイルの限定セットを発売 アップサイクルブランドとコラボ

サステナブルビューティブランド「ビー(Be)」は12月1日、建築端材をアップサイクルしたアクセサリーブランド「キナコ(KINAKO)」とコラボレーションし、限定セット2種を数量限定で発売する。取り扱いは、「ビー」公式サイトおよびEC。

限定セット“Be + KiNaKo 東京利島を感じるオーガニックなヘアアレンジセット”(5500円)は、「ビー」の天然成分100%のヘアオイル“オーガニックヘアオイル”(25mL、ミニサイズ)とヘアアクセサリーをオリジナルミニ巾着に詰め込んだ。椿端材を利用したかんざしをセットした“サステナブルかんざし”と、バングルをセットした“サステナブルバングル”の2種を用意する。

ヘアアクセサリーは、樹皮を活かし、髪にフィットしやすいようにカーブしたデザインが特徴。デザインは「キナコ」が、仕上げは木工業者のマルウッドワーキング(maru wood working)が行った。材料には、東京・利島産椿の間伐材を再利用しており、1本の丸太でかんざし6個、バングル6個の計12個が作られる。

「ビー」は、椿オイル生産者が課題に掲げる「間伐材」の利用に着目した。利島は、環境に配慮した有機栽培を行う日本有数の椿産地だ。同ブランドのヘアオイルの原料にも、利島産椿オイルが利用されている。間伐は、椿畑を維持するために必要な林内密度を調整する作業だが、島全体で年間600~1000本を間伐しており、椿オイルの生産者にとって間伐材の利用は将来に向けた課題となっている。そこで、「木の廃材を使って何かをしたい」と話していた「キナコ」のブランド設立者、木上奈都子氏にデザインを依頼し、今回のコラボレーションが実現した。「ビー」は、間伐材の活用を商品開発に組み込み、継続的な活動とすることで椿オイル生産者の課題解決につなげていく。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

アパレル業界“裏方”の進化に迫る 「OEM・ODM特集」

アパレルは、彼らをなくして語れないー。そう言い切れるほど、企画・生産において重要な働きをするのがOEM(相手先ブランドの生産)とODM(相手先ブランドの企画・生産)の事業者たちです。繊維商社が巨大プレーヤーとして君臨しながら、中小の専門企業も独自の存在価値を発揮し、生き残っています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。