「ダサセーターパーティー2023」が12月15日、渋谷・ファイヤー通りのイベントスペース、アンダーディアラウンジで開催される。ドレスコードは“ダサセーター”で、前売り券(2000円)を販売中だ。当日券(2500円)も用意する。
同イベントは、米国で12月第3金曜日に定められた「National Ugly Christmas Sweater Day(ダサセーターの日)」に合わせて催されるもので、日本では19年にスタートした。
当日はダサセーターコンテストが行われ、優勝者には賞金5万円が贈られる。手編みのセーターで参加する人もおり、昨年の優勝者は乾燥機で縮んでしまった総柄セーターを着用した。
同コンテストはインスタグラムとXでも企画され、#ダサセーターパーティーを付けて写真や動画を投稿することで参加できる。最も“ダサい”と認定された人は賞金3万円を得られる。
【エディターズ・チェック】
ファッションにおいて、“場”の創造は絶対的正義だと思う。そこに購買のモチベーションとコミュニティーが生まれるからだ。こちらの“場”では、各自の人生に一度は登場したであろう“ダサセーター”が主役となる。例えば僕なら、LAの古着店の店先(地べたに直!)に置かれていた5ドルのアヒルのセーターがそれに当たる。なんとも憎たらしい表情に後ろ髪をぐいぐい引っ張られ、一度は通り過ぎたものの店に戻って購入した。年に1度は“外し”として、気の置けない友人との集まりなどでジャケットやコートのインに着ている。今年は12月15日の登板が決定した。