「マックスマーラ(MAX MARA)」がスポンサーを務めるWIF(ウィメン・イン・フィルム)は11月30日、エンターテインメント業界におけるジェンダーの平等性と公平性を推進する活動の一貫として、その創立50周年を祝うWIFオナーズをロサンゼルスで開催した。
2023年度WIF「マックスマーラ フェイス・オブ・ザ・フューチャー賞」には俳優のヤラ・シャヒディ(Yara Shahidi)を選出。今回の賞では、映画界におけるシャヒディの演技とプロデュース力、誰一人排除せず平等であるための取り組み、そしてスタイリッシュで気品あふれる彼女自身を讃えた。
WIFは1973年に“Women In Film, Los Angeles”として設立。映画業界における女性のキャリア促進を支援することで男女平等を実現し、文化を変革していくことを目的とした組織だ。“女性に捧げる”ファッションというポリシーを貫く「マックスマーラ」は、毎年ロサンゼルスで開催されるWIFで、映画やテレビ業界での仕事や一般社会への貢献を通じてキャリアの転機を迎えている女優に「マックスマーラ フェイス・オブ・ザ・フューチャー」賞を贈っている。
シャヒディは、子役としてキャリアをスタート。エミー賞とゴールデングローブ賞にノミネートされたドラマシリーズ「ブラッキッシュ(Black-ish)」で注目を集め、現在はそのスピンオフである「グロウニッシュ(Grown-ish)」の主演と製作総指揮を務める。エンターテインメント以外では社会活動家としての顔も持ち、「タイム(TIME)」誌の“最も影響力のあるティーン30人(The 30 Most Influential Teens of 2016)”、「フォーブス(FORBES)」誌の“30歳以下の30人(30 Under 30)”、「ブリティッシュ ヴォーグ(BRITISH VOGUE)」誌の“変革を目指す勢力(Forces for Change)”など数々の賞賛を受けている。18年には若者に政治参加を呼びかける団体ウィー・ヴォート・ネクスト(We Vote Next、設立当初はEighteen x 18)を設立。これまで、アンジェラ・デイヴィス博士、オバマ元大統領、ヒラリー・クリントン元国務長官など数多くの思想的リーダーと対談した。