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【2023年下半期ベストコスメ】使って良かった!「WWDJAPAN」ビューティチームのベストバイ

12月19日に発表する「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」のスピンオフ企画が再び!新作発表会をハシゴし、新作情報に目を通し、商品担当者に直撃取材し、我が身を使って商品特徴や使用実感を確認する。そんな機動力&行動力バツグンの記者たちが「買って良かった!」「使って良かった!」と心底思った商品を発表する。今回の対象アイテムは23年5〜11月発売の商品。「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」とともにぜひチェックを!

【メイクアップ部門】

5人中3人がファンデーションをベストバイアイテムに挙げたメイクアップ部門。個性的な新作ファンデーションが多数発売された23年下半期の特徴を映し出すようなセレクトに。

クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)
“オンブルクルールクアドリ”

スキンケアとメイクアップを融合した独自の光技術「ライトエンパワリングエンハンサー」を搭載。まぶたの光を操り、光と色のグラデーション効果で美しい目元を作り上げる。

秀逸なラメで大人女性の気持ちも高揚
/牧田英子「WWDJAPAN」副編集長

煌めいた目元をみると目をひくし自分でも試してみたくなるものの、年齢を重ねると全体のバランスを考えたときに浮いてしまう感じがしてチャレンジすることが少なくなっていました。そんなときに出会ったのが約9年ぶりにリニューアルした「クレ・ド・ポー ボーテ」のアイシャドウ。プライマー1色、カラー3色の4色パレットで、しっかりとフィットして発色の良さが際立ちます。1日付けていても二重幅にたまることなく、保湿効果が高く目元の乾燥も感じません。何より上質感のあるラメが秀逸で、ラメ感を楽しみたい大人女性におすめです。ウォーム オーシャン サンセットのカラーがお気に入り!

アディクション(ADDICTION)
“ザ ファンデーション リフトグロウ”

KANAKOクリエティブディレクターが手掛ける初のリキッドファンデーション。ハイライトのように高いパーツに光を集め、リフトアップしたような立体感を演出する。カバー力を担う粉体を超微細粉砕し、肌に溶け込むような軽さと透明感をかなえた。

どんな日でも“絶好調肌” 理想のファンデ
/浅野ひかる 「WWDJAPAN」ソーシャルデスク

下半期は新作ファンデーションが大豊作、群雄割拠の様相と言っても過言ではありませんでした。多くの商品を試した中で、何度使っても新鮮に感動したのが「アディクション」の“ザ ファンデーション リフトグロウ“です。肌と一体化してカバーしていることを感じさせない薄膜仕立て、さらにハリ感までアップしたかのような艶肌をかなえてくれる仕上がりは、まさに私の理想。「今日はダメだ……」なお疲れの日も、このファンデならなんとかしてくれる!と真っ直ぐに手が伸びるほど頼りにしているマイベストファンデーションです。

アンリクス(UNLICS)
“スタニングオーラウェア”

密度の高いカバー力とトーンアップ効果を兼ね備えたファンデーション。高密度の極薄膜が肌に均一に密着し、厚塗り感なく毛穴や色ムラをカバーする。小鼻や目頭などの細かい部分も塗りやすいよう、持ち手付きの別売り専用スポンジ(1100円)も発売している。

Z世代に間違われたらどうしよう?
/本橋涼介「WWDJAPAN」記者

2023年は、自分にとって「ファンデーション元年」。メンズ向けからそうでないものまでずいぶん試しましたが、その中でも一番しっくりきたのが、花王のZ世代メンズ向けブランド「アンリクス」から9月に登場したファンデーション。急ぎの朝ほど、ファンデをベチャッ!そして白塗り感MAXで目も当てられない日もありますが、“スタニングオーラウェア”はアバウトでド不器用な僕でもきれいに仕上がるんです。その秘密は、肌を緻密にカバーする大小のカバー素材にあるそう。トーンアップも自然で、「肌がきれいだね」と言われることが増えました。来年で33歳なのに、Z世代に間違われたらどうしよう!?

スリー(THREE)
“ユナイテッドフルイドアイカラー”

2009年のブランド誕生以来メイク商品でこだわってきた発色とテクスチャー、グレーに立ち返り、ナチュラル・シアー・ブリリアントと3つのテクスチャーで目元を演出。さまざまなバリエーションの中から自由にレイヤードしていくことで、つける人の個性を引き出す。

「大人の目の下メイク問題」に救世主が!
/竹田紀子「WWDJAPAN」記者

メイクはいつまで経っても下手の横好きで、最近は“大人の目の下メイク”に難しさを感じています。やり過ぎたくないけど存在感は添えたい。その目標に向けトライ&エラーの日々ですが、5年ぶりに刷新したこのリキッドアイシャドウが近道を教えてくれました。シームレスな発色と多重パールの艶感、ウォータープルーフ処方の頼もしさ。まぶたは重ね付けでやや強めに、目の下はさりげなく……。乳液風なテクスチャーだから指で伸ばすのも容易で、使いやすいアプリケーターは目の際までスッと色味を届けてくれます。メイク上手になったかも?と錯覚せずにはいられません。

M・A・C
“スタジオ ラディアンス セラム ファンデーション”

ブランド史上最も肌の潤いにフォーカスしたリキッドファンデーション。“スタジオ”シリーズが持つ、スタジオ撮影で求められる隙のないカバー力はそのままに、80%美容液ベースの処方で透明感のある仕上がりと艶肌が長時間持続する。

舞台裏で目撃、プロに愛されるあのブランド
/遠藤里紗「WWDJAPAN」記者

今年、初めて東京コレクションのバックステージを取材しました。ショーの舞台裏で気づいたのは、多くのメイクアップアーティストの方が「M・A・C」を選んでいること。そんな「M・A・C」の新作ファンデが、下半期のお気に入りです。シニアアーティストの池田ハリス留美子さんもショーで使用していたこちらは、最初にひらがなの「つ」を頰に描くのがポイント。それを顔の輪郭へと広げていくと、頰骨の高い位置が発光し、シェーディングをせずとも骨格をきれいに見せてくれます。「つやの“つ”」と唱えながらメイクする毎日です。

【スキンケア部門】

スキンケア部門が美容液、フェイスマスク、石けんがラインアップ。日本初上陸ものやリニューアル品、新成分配合商品など、価格も内容もバラエティ豊かに。

バイユア(BYUR)
“プランプハニー アクアセラムマスクv1”

厚みのあるヴィーガンセミジェルシートに毛穴ケアに着目した美容液を25mLたっぷりと含ませたシートマスク。保湿成分のマヌカハニーエキスをナノカプセル化して配合。ほんのり甘いハチミツの香りも特徴。

 “シートマスク最強説”の相棒
/八木由希乃 編集制作 編集マネジャー

取材でお会いしたMEGUMIさんの肌の美しさに感動し、著書で紹介されていた“シートマスク最強説”を実践。シートマスクをダイニングテーブルの近くにも常備するなど、生活の動線上に置き、毎朝続けています。いろいろなマスクを試す中でも、潤いとピタリと張り付いて顔から落ちない(大事!)密着感、手ごろな価格帯という点でリピート中。3種ありますが、乾燥しがちでハリ感不足な私は、ナノカプセル化したマヌカハニーエキスを配合したという高保湿のこちらを。ほんのりと甘いハチミツの香りにも癒されます。

SK-II
“スキンパワー アドバンスト クリーム”

外的ストレスなどによる“エイジングの火種”に着目し誕生した新エイジングシリーズのクリーム。キンレンカエキスやシャクヤクエキス、ピテラなどを配合し、“エイジングの火種”をケアする。

3年ぶりの新商品は期待を裏切らない逸品
/澤田まり子「WWDJAPAN」編集部記者

「SK-II」から3年ぶりに登場したクリームは、新知見“エイジングの火種”に着目し20代から始まるという肌の老化の根本原因に働きかけてハリや滑らかさ、艶のある肌へと導いてくれるもの。ピテラをはじめとする有用成分が、粒子の微細で安定した乳化を実現する“マイクロバーティクル処方”により素早く浸透します。長期使用で効果実感がありそうと思ったら、使ってすぐに肌の疲れた印象がふっくらとみずみずしく元気になるのを感じて病み付きに。「これさえあれば」と安心できる存在。

イソップ(AESOP)
“ポリッシング バー ソープ”

粉砕したパミス(軽石)とグレープシードを豊富に含んだスクラブ固形石鹸。やさしく角質を取り除きながら肌を磨き上げる。セージ油やセイヨウアカマツ葉油も配合していて、シャープな香りも魅力。

+サウナで自分史上最強ツベツべ肌に!
/新関瑠里「WWDJAPAN」編集部記者

サウナが大好きです。行くほどに肌の調子がよくなるので、週2〜3回は気軽に入れる銭湯サウナに通っています。お風呂グッズにこだわるのもささやかな楽しみで、特にボディーソープは好きな香りのものを見つけては気分に合わせて使っていました。それがこのバーソープに出合ってから一択に。大好物の「『イソップ』らしい」グリーン調の香りなのですが、サウナとの合わせ技で、なんならアカスリにも負けない自分史上最強のツベツべな肌に仕上がるのです。自分流メソッドではありますが、サウナのお供に胸を張っておすすめしたいです!

メナード(MENARD)
“薬用 ラインズリセット”

オリジナル成分のVEP-Mのほか、これまで培ってきたコラーゲン研究も応用して誕生。VEP-Mの特性を生かしたテクスチャーにより、肌になじんだ後にひき上がるような感触の膜を形成。しなやかなハリ感となめらかさをもたらす。

エイジングケアに悩む私の背中を押した逸品
/戸松沙紀「WWDJAPAN」編集部記者

「いつ頃からエイジングケアを始めれば良いんだろう?」と悩んでいた時に出合った商品がこれ。厚生労働省から“シワ改善”の認可を受けた有効成分“VEP-M”を配合した美容液です。継続使用して約3カ月が経ちましたが、目尻の小ジワやほうれい線が気にならなくなり、ごわついていた肌も柔らかくなったように感じます。これまでエイジングケアしてこなかった自分を悔やんでいましたが、まだ巻き返せると信じて使い続けたいと思います!

ラネージュ(LANEIGE)
"ウォータースリーピングマスク"

韓国で2002年に発売されて以降、各国でベストセラーになっているナイトマスクが日本に上陸。緑茶由来乳酸菌と238億の乳酸桿菌培養溶解質、トレハロースを組み合わせたプロバイオティクスコンプレックスが、肌の環境を整えながらなめらかな肌へと導く。

使った翌日から褒められ肌に
/所 彩 ビジネスプランニング部

夜寝る前ギリギリまでスマホをいじってしまう悪習慣。ブルーライトを寝る直前まで浴びて疲れ切った肌に、この“ウォータースリーピングマスク”が染み渡ります。初めて使った翌日、同僚に「今日肌ツルツルじゃない?」と言われてとってもご機嫌になりました!このアイテムの優秀さを実感し、以降は手放せせなくなったアイテムです!

【ヘアケア部門】

とにかく暑く、とにかく長かった23年夏。頭皮のべたつきを感じやすい過酷な環境だったこともあり、ヘアケア部門はスカルプケア商品がずらり。

ロクシタン(L'OCCITANE)
“薬用 メディカル アンチヘアロスセラム”

「ロクシタン」のヘアケアで初となる医薬部外品の育毛美容液。植物由来成分99%の2層式タイプで、センブリエキスやリコリス由来成分、ビタミンEと3つの有効成分を配合。2層のカラーリングやシトラスグリーンの香りなど、五感を満たす使用感にもこだわっている。

積極的じゃなかった頭皮ケアにも前向きに
/村上要「WWDJAPAN」編集長

幸いヘアロスに悩んではいないので、正直頭皮ケアには積極的ではありませんでした。「ロクシタン」の“薬用 メディカル アンチヘアロスセラム”に興味を持ったのも、グリーンが美しい2層式の見た目と、シトラスグリーンの香りが心地よかったから。私には頭皮マッサージのお供です。継続利用を望んだ人が複数本を購入してSNSに投稿した影響もあり、現在は品切れ中。私のセラムも底をつきました(笑)。来年はまた、コレで頭皮から癒されたいと思います。

サブリミック(SUBLIMIC)
“フェンテフォルテ トータルリファイニングクリーム”

サロン専用のトータルヘア&スカルプケアブランドによる、皮のバリア機能に着目したスカルプケア商品。リフレッシュ感のある香りと共に、べたつきやニオイなど頭皮に不快感を与える要因に働きかける。

スカルプケアの最終形態ではないか
/中村慶二郎「WWDJAPAN」編集部サロンビューティデスク

とにかく面倒くさがりの私。ビューティ記者なので最低限のスキンケアは行っているのですが、大好きなのがオール・イン・ワンアイテム。オールがワンに入っているという魅力から離れることができず、朝一品だけつけて家を出る毎日。そんな私がついに、頭皮マッサージ、クレンジング、ヘアトリートメントが一度に完了する、というアイテムに出合ったのです。頭皮すっきり、髪はしなやかに仕上がって、しかも上品でリラックスできる香りで癒されます。

エレクトロン(ELECTRON)
“シンクロシャンプー オム フォー スカルプ”

活性電子水の持つさまざまな働きで、乾燥やかゆみ、ベタつき、気になるニオイなど男性の頭皮悩みにアプローチ。22種類のケア成分も配合されていて、毛髪にしっかりと潤いを与える。

言葉にできない……
/村田大祐 ビジネスプランニング部

今年もこの季節がやってきた。多分、全てのベスコスの中でもこれが一番栄誉ある受賞だと思うくらいに俺は真剣に向き合った。今年リリースされた商品全てに敬意を持ちながら熟考した。業界の悪しき慣習や金、闇にまみれ日々の疲れを取ろうとシャワーを浴びた時に使った「エレクトロン」の“シンクロシャンプー オム フォー スカルプ”。え⁈ 何これ⁈「@#&d2s☆♪*・<=々〆…☆☆神^_^」文字化けしたよ!一度使ってみ!言葉にならない……。ほんとのベストとはこういう事だよ。

【フレグランス部門】

香りはもちろんのこと、コンセプトも容器デザインもユニークな商品が増えているフレグランス部門には2人が「これぞ!」というアイテムをエントリー。人と違う香りをまといたい人におすすめ。

「エラ ケイ(ELLA K)」
“ムスクK”

調香師のソニア・コンスタンによるフレグランス「エラケイ」の新作で、彼女が旅したブラジルの白い砂丘が着想源。ラグーンの塩っぽい香りを運ぶサンドリリーに、ペッパーや土っぽいベチバーなどをブレンド。最後にホワイトムスクが香る。

控え目に主張する大人のための香り
/益成恭子「WWDJAPAN」編集部記者

ムスクは、どちらかというと苦手なタイプの香りでした。それを一変させたのが「エラ ケイ」の"ムスクK”です。最初はミネラル感のあるフラワーノートが香り、フレッシュで軽やかな印象ですが、徐々にアーシーで和のエッセンスを感じさせる複雑な香りに変化します。爽やかでありながら、落ち着きのあるさりげない香り。控え目に主張する、大人のための色気のあるフレグランスです。重量感のあるキャップも、香水をつけることを日々の“リチュアル(儀式)”と感じさせてくれます。

アーレス(AHRES)
“サウンド スキン パフューム ロイヤルj インパーフェクト パーフェクション”

香り×音で感性を刺激するブランドの新作「サウンド・スキン・パフューム」。香り1種につき、1つのオリジナルサウンドをさまざまなアーティストが制作している。

ジェンダー問わず好評な「アーレス」の新作香水
/関戸和 編集制作部

できれば常に香水をつけていたい私が最近気に入っているのが「アーレス」から11月に発売した新作の“インパーフェクト パーフェクション"。スパイシーだけどほんのり甘さもあって、重すぎず軽すぎず、シーズンレスで使えそうな香り。展示会で一目惚れして以来ほぼ毎日使っています。オーガニックの玄米エタノール使用ということで、優しく香り立つのもグッドポイント。ツンとした感じがなく、シーンを問わずつけやすいのもうれしいです。これを使うようになってから男女問わず「どこの香水?」と聞かれることが増えました!

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