ファッション

「ジョン ヴァルヴェイトス」の新作メンズフレグランス、インスピレーション源は”地中海”

 2014年1月、エリザベス アーデンは「ジョン ヴァルヴェイトス(JOHN VARVATOS)」のメンズフレグランス「アルティザン アクア」を発売する。本作はジョンの5作目の香水で、「アルティザン」シリーズでは10年の「アルティザンブラック」に次ぐ3作目となる。デザイナーのジョン・ヴァルヴェイトスは、「洋服でも一貫して伝えているのは、アルティザン(職人)の伝統とクラフツマンシップのストーリー。大量生産でなく、ユニークなものを求める人に限定で提供したい」とこだわりを持つ。アルティザンシリーズについても「伝統的な香水の製法にこだわっている。厳選した香料を集め、少量だけ作るアルティザンフレグランスだ」と語る。

 地中海にインスパイアされたという新作は、潮風に吹かれながら海岸を散歩しているような軽やかな香り。柑橘系のタンジェロやマンダリン、ガルバナムが立ち上がるフレッシュなトップから、クラリセージ、コリアンダー、バジル、ジャスミンを経て、モス、パチョリ、モミが香るダウンノートへ変化する。ボトルを覆う網は一つひとつ手作業で編まれている。

 オードトワレの価格は2.5オンスが64ドル(約6200円)。エリザベス アーデン によると、1月にアメリカの約1500店の百貨店、専門店で発売後、ヨーロッパ、アジア、トラベルリテールで展開するという。業界筋は初年度小売り売上高を1800 ?2000万ドル(約17億6400万?19億6000万円)と予測する。

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