ワニブックスは、日本人の心の原点を記した一冊「暦のたしなみ 〜しきたり・年中行事・季節のうつろいまで〜」を発売した。著者は、700年の伝統を誇る「小笠原流礼法」初の女性宗家となった小笠原敬承斎(おがさわら けいしょうさい)。「たけしのニッポンのミカタ!」(テレビ東京)などのテレビ出演、講演、執筆活動を通じて、現代生活に応じた礼法の普及に努めている彼女が、春夏秋冬を生き生きと暮らすための知恵を紹介している。
同書ではまず、「針供養」や「衣替え」といった年中行事、「北枕」や「枕飾り」などのしきたりを紹介。それらの由来に詰まっている、春夏秋冬を愉しむための「感性」や「心得」、「(空気を)察する」「慎む」など人間関係を円滑にするための「知恵」を説く"日本人必読の書"になっている。
■ワニブックス「暦のたしなみ 〜しきたり・年中行事・季節のうつろいまで〜」(小笠原敬承斎・著)
www.wani.co.jp/
価格:840円
序論:「日本人のこころ」を取り戻すために
第1章:正月行事
第2章:年中行事と人生の祝いごと
第3章:結婚と子どもの祝い
第4章:葬式のしきたりと礼法
第5章:手紙と贈答
付録:日本文化キーワード集、二十四節気・七十二候一覧表など