ファッション

「ヴィクター&ロルフ」の新作フレグランスは、キャラメルをベースにしたスイートな香り

 ロレアルは3月、「ヴィクター&ロルフ(Viktor&Rolf)」のウィメンズフレグランス「ボンボン」を発売する。ロレアルのナタリー・デュラン=デザイナーフレグランスブランズ インターナショナル ジェネラル マネージャーは、新作について「デザイナーのヴィクターとロルフが『素晴らしい香水を作りたい』との思いを込め、"bon"(フランス語で、良いの意)を重ね、"bonbon"(キャンディーの意)と名付けた。体現したのは、喜びをおう歌し、自分を解き放つのが上手な女性」と解説する。

 香調はキャラメル調をベースに、オレンジ、ピーチに加え、ジャスミン、オレンジブロッサム、シダーウッド、サンダルウッド、アンバーなどをブレンド。3月に同ブランドのパリのブティック、オランダの百貨店デ・バイエンコルフ、イギリスのセルフリッジなどで販売し、初年度は販路を限定する。価格は30mlが58ユーロ(約8100円)。業界筋は初年度小売り売上高を5480万ドル(約56億9900万円)と予測する。1月に行なわれた2014年春夏パリ・オートクチュールのショーのラストでは、全身ヌード姿のモデルがリボンを巻いたペイントを施され、フレグランスボトルを抱える広告ヴィジュアルが披露された。

 「ヴィクター&ロルフ」は、05年に発売したブランド初のフレグランス「フラワー ボム」が、ウィメンズプレステージフレグランスで世界トップ16に入った。09年にはウィメンズの「オー メガ」、12年にはメンズの「スパイス ボム」を発売している。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。