ビッグジョン(岡山県、清水剛社長)は12月16日、純国産ジーンズの製造・販売50周年を記念してデニムジャケット(13万2000円)とジーンズ(11万1000円)を発売する。いずれも50着限定だ。
最大の特徴はデニムバナー(広告)をモチーフとすることで、ビッグジョンは「われわれは町のジーンズショップを1軒1軒回り、販路を拡大してきた。その際、販促物として提供してきたのがデニムバナーであり、当社の象徴ともいえる存在だ」と話す。
生地はクラボウの14オンスセルビッジで、京都の手捺染(なっせん)工場で手刷りプリントを施す。世界地図の図案には、「世界中の人に愛されるジーンズを提供するという、創業以来、不変のメッセージを込めた」という。
8番手の太糸で昔ながらに縫製したり、旧ロゴを用いたり、シリアルナンバーを刺しゅうで入れたりとディテールにもこだわる。