「WWDJAPAN」12月18日号は、2024年春夏リアルトレンド特集。ファッションビルや百貨店系ブランド、セレクトショップの2024年春夏の打ち出しがおおむね出そろいました。市場でも昨今のシーズンレスの流れから、秋冬に大ヒットしたカーゴパンツをはじめシアー素材のアイテム、シャツやジーンズといった定番の存在感はより強まっています。
35ブランド以上の打ち出し紹介
好調業態の企画担当者にインタビュー
商品軸ではシーズンをけん引するような新味は見当たらない中で、着こなしで新鮮に見せる「スタイリング力」が特に問われるシーズンになります。本特集では、編集部員の展示会取材で見えた24年春夏の5つのキーワードを分析しています。総計35ブランドの打ち出しも紹介するとともに、業績好調4業態の企画責任者にインタビューし、「売れる理由」を深堀りしました。
ミニ特集は、大阪・心斎橋の大丸とパルコのシナジーについて。隣接する2つの館は親会社J.フロント リテイリングが共に運営し、MDの共有や共同実施のイベントなど買い周り施策に積極的です。梅田や難波といった繁華街にはトラフィック面で劣る心斎橋で、どのような生き残り策を立てているのでしょうか。
ビューティ賢者が持論を展開する「ビューティ・インサイト」はオニカム代表の槇野光昭氏が、勢いの増す高価格帯シャンプーと韓国トレンドの共通点について持論を展開。巻末の「ファッション&ビューティパトロール」では、クリスマスを前にファッション界の“髭男(ヒゲダン)”が当日のおすすめプランをアドバイス!?必見です。
(COVER CREDIT)
STYLING:AYUMI HAMAMOTO
MODEL:ANTONIA(DONNA)
PHOTO:TERUO HORIKOSHI(TRON)
HAIR & MAKE UP:TAEKO SUDA
ART DIRECTION&DESIGN:RYO TOMIZUKA