この連載は週に一度、「WWDJAPAN Digital」に掲載した記事の中から、編集部の記者が独自のテーマで記事をピックアップし、コメント付きで紹介する。
今週のテーマは「企画担当者に読んでほしい記事3選」。企画担当の皆さんはもちろん、そのほかファッション・ビューティ業界で活躍する皆さんにもぜひ読んでもらいたい。ニュースの読み方を知るとともに、ビジネス会話のヒントになれば幸いだ。
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選者:林芳樹ビジネスデスク
1972年、千葉県生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、98年に業界紙の日本繊維新聞社に入社。広告営業を経て編集記者になり、メンズウエア、スポーツウエア、SPAなどを取材する。2009年2月にINFASパブリケーションズに入社。「WWDジャパン」編集部に配属され、主にビジネスニュースを担当する
【記事1】
「ラグタグ」原宿店が移転オープン
客数の5割占める訪日客に照準
ワールドグループのティンパンアレイ(東京、平野大輔社長)は、ブランド古着の販売・買い取りを行う「ラグタグ(RAGTAG)」の原宿店を12日に移転オープンした。キャットストリート沿いの2フロアの路面店で、店舗面積は693平方メートル。移転前は訪日客が50%を占めていたことを受け、国内外の人気ブランドの品ぞろえを厚くした。売上高は移転前の25%増に相当する10億円を計画する(全文はこちら)
【記者のコメント】
移転前の原宿店が開店した2012年当時、訪日客はほとんどいなかったそうだ。それが今や半数を占めるまでになった。消費環境の変化に対応するための新店舗である。高級バッグなどブランド品のリユース店は数多くあるが、国内外のデザイナーズブランドの衣料品をセレクトショップのような感度でそろえるリユース店は案外少ない。「ラグタグ」が海外客から人気の理由の一つだ。
【記事2】
高価格帯商品が台頭 ヘアケア市場の構造が大きく変わる
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