ファッション

「リーバイス」“501”の伝説のアーカイブが復刻 ある鉱山労働者がリペアを重ねて穿いた一本

リーバイス(LEVI'S)」は、ブランドの有名なアーカイブの一つである、アリゾナ州の鉱山労働者のホーマー・キャンベル(Homer Campbell)がリペアを重ねた、1917年頃の“501 オーバーオール”を再現した“ホーマー キャンベル 501”を12月22日に発売する。価格は8万1400円。

パンツは、プレーンなセルビッジデニムを使用し、腰の位置が高く、全体的にボクシーなシルエットのストレートレッグフィットだ。ホーマーによって施された独特なデニムのパッチワークや交換されたボタン、ステッチを再現した。

ホーマーは、鉱山での労働という過酷な環境に耐えられるという“501 オーバーオール”を買い求め、3年間履き続けた。フライやウエストバンドのボタンを交換し、裾を縫い、右腿にツールポケットを縫いつけるなどの補修を施し、ホーマーはこのパンツが思ったほど長持ちしないと考えた。そこで、「リーバイス」の破れてしまったら無料で新しい1本を交換するという保証を試すことにし、サンフランシスコのリーバイ・ストラウス社に“501 オーバーオール”を郵送した。

そのカバーオールは、「リーバイス」が所有するアーカイブの初期コレクションの一つとなった。これまでに、50年代のカリフォルニア ディズニーランドのオープニングイベントや2019年のドイツのボンに位置する国立美術館、ブンデスクンストハレでの展示など、世界のあらゆる場所で展示されてきた。

パンツは、1920年の日付けつきのアリゾナ州の消印が押されたビンテージ風の小包に包み、ホーマー本人から受け取った小包かのようなパッケージで登場。公式オンラインストアと原宿フラッグシップストアで取り扱う。リーバイス レッドタブ会員限定で、21日に先行販売を実施する。20日23時までにリーバイス レッドタブのメルマガ登録をした人には先行販売の案内をメールで送付する。

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