木村麗(きむら・うらら)/ヴィジュアル・アドバイザー プロフィール
1981年生まれ、東京都出身。アパレル販売員を経て、2011年にF.F.B.に入社。SNSの撮影・編集・投稿のコンサルティングをスタート。「誰でも、センスがなくても良い写真が時短で簡単に撮れるようになる」がモットー。F.F.B.は画像加工アプリ「UUULA」、解析ツール「UUULA ANALYTICS」を提供
販売員出身で「誰でもハイクオリティーな写真が撮れる」をモットーに活動するヴィジュアル・アドバイザーの木村麗さんが、主にファッション&ビューティの販売員に「すぐに使える&誰でもできる」インスタグラム攻略法を伝授します。(この記事は「WWDJAPAN」2023年9月4日号からの抜粋です)
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皆さん、インスタをよしっ!今日からやるぞ!と強く決めて、いざ投稿しようとすると、「何を投稿すればいいの?」「どんな写真を撮ればいいの?」「果たして自分の投稿はニーズがあるの?」「この写真でよいの?」などの不安で結局、「投稿できない」「(数字が伸びなくて)更新しなくなる」、なんてことになっていないでしょうか?レクチャーしていても、常にベスト3に入るほど人気の質問です(笑)。
今日は、そんな皆さんに向けて、今はどんな写真がいいねされやすいのか、いわば「今の写真のトレンド」についてお話しします。SNSのトレンドの移り変わりはすさまじく早いので今日ここでお話しするトレンドが今年の年末まで続くかは分かりません。なのでぜひすぐにお試しいただきたいです!また、今回のトレンドは個人アカウント向けになりますので、公式や店舗アカウントには向かない可能性がありますのでご注意ください(別回でしたいなと考えていますので、ご希望があればぜひリクエストください!)。
ではここから本題です。どんな写真にいいねがつきやすいのか、今の旬な撮り方にはどんなものがいいのか?答えは「いかにリアルであるか、自然体であるか」です。これを言うと、プライベートはそんなにキラキラしていない、プライベート感を出すのは嫌だなあ、などリアルな写真=プライベートとひもづける方がけっこういますが、そうではありません。ここで言う「リアルな写真」とは、ショップスタッフであれば、「店舗の中や館の中、帰り道」といった写真が「リアルな写真」になります。つまり、「いかに日常であるか」が重要なので、いつもの行き帰りの道、道路やエスカレーター、電車のホームや横断歩道など、どこにでもある場所が使えるのです。そんな写真が今のトレンドなのです。
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