9月30日、パット・マクグラスが自身の名前を冠したブランドのお披露目をパリで行った。パットといえば、「プラダ」「ミュウミュウ」「ジル・サンダー」「ダイアン フォン ファステンバーグ」「ヴィクトリア ベッカム」「アナ スイ」「ロエベ」「メゾン・マルジェラ」「ルイ・ヴィトン」「ステラ マッカートニー」「ミュウミュウ」といった数々の著名ブランドのバックステージで、長年リード・アーティストを務めてきた人物だ。これまでも、「ジョルジオ アルマーニ ビューティ」「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ」「グッチ ビューティ」の、ファッションブランドのビューティラインの立ち上げに関わってきた。2004年からはプロクター&ギャンブルのメイクアップ部門のグローバル・クリエイティブ・デザイン・ディレクターとして、「マックスファクター」(アメリカ向け)「SK-II」の開発などにかかわってきた。
自身のブランドでまずローンチする製品は「ゴールド001」。9月24日に行われた「プラダ」2016年春夏ファッションショーでは、モデルのゴールドの唇が目を引いたが、そこで使われたのがこの「ゴールド001」だ。
また、オンラインメイクアップサイトのヴァイオレット・グレイのシューティングで、モデルのキム・カーダシアンが、エリザベス・テーラーが演じたクレオパトラにふんした際にも使われた。
「カバーガール」「マックスファクター」はコティに売却されたが、「パットは引き続きグローバル・クリエイティブ・デザイン・ディレクターとしてP&Gにとどまってもらう」とP&Gの広報担当者。この製品はパット・マクグラスのウェブサイトで10月から発売予定。1000個限定。