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連載 ファッション業界人も知るべき今週のビューティ展望

欧州ラグジュアリー企業の“ビューティ市場”参入は日本企業に影響するか?

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【連載】ファッション業界人も知るべき今週のビューティ展望

ビューティ賢者が
最新の業界ニュースを斬る

ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN.com」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。
今週は、ラグジュアリーファッション業界のビューティ市場参入の話。

寺山イク子/オリエンタル代表/江戸川大学 客員教授/JCPA(日本コスメティックプロフェッショナル協会)顧問

(てらやま・いくこ)2012年から江戸川大学の「ビューティビジネス」で教鞭に。在籍した多くの世界的ラグジュアリービューティ企業の経験や実績から“ビューティ・ジェネラリスト”として活動中。趣味はソーシャルアストロロジー

【賢者が選んだ注目ニュース】

欧州のラグジュアリーシーンが変化し続ける背景には、ラグジュアリーファッション業界における“ビューティ市場”への参入がある。3大コングロマリットに入るケリングとコンパニー フィナンシエール リシュモン(以下、リシュモン)は世界のファッションシーンをけん引しているが、今年はケリングが2月に「ケリング ボーテ」を設立、リシュモンが9月にフレグランス事業の「ラボラトワール・ドゥ・オート・パルファムリー・エ・ボーテ」を新設し、最高経営責任者(CEO)にスイスの香料メーカー、フィルメニッヒ(現DSMフィルメニッヒ)の元CEOであるボエ・ブリンクグレーヴ氏を任命した。

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