クラシエホームプロダクツの理美容店向け商品を扱うプロフェッショナル事業部門は、主に理容室業界で、大人の男性をターゲットにしたメンズコスメ「バサラ(BASRA)」ブランドを展開している。同ブランドがこの度、理容室での好評を受け、美容室での展開をスタートする。ここでは、いわば“メンズのプロ”である理容師に支持される、同ブランドの魅力に迫ってみた。
なおクラシエ プロフェッショナルとは,クラシエホームプロダクツの理美容店向け商品を扱うプロフェッショナル事業部門。「バサラ」を中心としたコスメブランドを、主に理容室や温浴施設などに展開。2018年の理容市場の売上規模は62億円で、クラシエのシェアは約15%で2位だった(業務用化粧品市場の戦略分析2018 富士経済研究所)
“大人の男のエイジングケア”を
トータルにかなえる「バサラ」
「バサラ」の特徴の1つは、スキンケア・スカルプケア・スタイリングの3ラインがあること。“大人の男のエイジングケア”をコンセプトに、男性に向けたトータルケアを提案する。スキンケアラインは、洗浄・補給・整肌の3ステップで肌を整えながら潤し、清潔感と若々しいハリのある肌へと導く。男性用としては珍しいアミノ酸系洗顔料をはじめ、ベタつきや重さを軽減して仕上がり感を高めたジェルローション、エッセンスミルクをラインアップする。
スカルプケアラインは、乾燥肌から脂性肌まで、肌タイプによって使い分けるスカルプクレンジング、ベタつかず爽やかな使用感の薬用育毛剤などをそろえる。スタイリングラインは、ワックス・ジェル・グリース・フォーム・スプレーの5アイテム。年齢とともに髪が細くなり、ハリコシ感が減少してくることで「若い頃と違ってヘアスタイルが決まらない」という悩みに応えていることが特徴だ。ハリコシ成分の“ガンマ-ドコサラクトン”を配合し、セット性能を向上させることで、サロン技術者のスタイル提案の幅を広げている。
そのほかにも、嫌なニオイを抑えるインターロッキング香料を採用、保湿成分の赤ワイン酵母エキスやグリチルリチン酸ジカリウムの配合、上質で洗練されたオリエンタル系の香りなどの特徴を持つ。
理容室市場では、より男性ならではの悩みに寄り添ったアイテムが求められる。「バサラ」では、ニオイケア処方などで悩みに応えつつ、複数のアイテムにボリュームアップ効果を持たせることで、大人男性のセルフヘアデザインをサポートしている。ヘアサロン市場では、ユニセックスアイテムがトレンドの1つになっているものの、男性のサロンユーザーからの「より高いレベルで大人男性のニーズを満たしてほしい」という声も少なくない。理容室で好評という“お墨付き”があり、かつスタイリッシュなパッケージデザインでもアピールできる「バサラ」は話題を呼びそうだ。
「バサラ」はスタンダードの商材として
大ハマリ!
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メンズに特化したメニューを提供するため、「バサラ」を数年前からスタンダードの商材として使用している。メンズオンリーバーバーサロンとしての特色を充実させるため、「バサラ」は当サロンに大ハマリ。スキンケアやスカルプケアが、1つのブランドで提供できる点が良いところだ。
スキンケアではまず“ジェルクレンザー 102”を使用して、シェービング時にラザーリング(泡立てて肌の汚れを取り除くこと)で、余分な角質や毛穴の汚れを効果的に落とす。ジェル状の洗顔料なので泡立ちやすく、潤いとハリを与えながら透明感のある肌に導いてくれる。シェービング後には“ジェルローション 303”を塗布。ベタつきがなく素早く浸透して、潤いをしっかりとキープしてくれる。次に“リフトエッセンスミルク 403”を使うと、潤した肌にハリと弾力を与え、スルッと滑らかに整えてくれる。今は男性もスキンケア・ヘアケアをする時代。お客さまには、「肌から、いつまでも上質な男を演出しましょう!」と呼びかけている。
大人男性に向けた
トータルブランド「バサラ」
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「バサラ」は理容室流通初のエイジングケア(年相応のケア)に着目したメンズコスメとして、2010年にスタート。当時はメンズスキンケアがまだそれほど定着していない時代だったが、男性の美容意識の高まりと共に市場を拡大。この分野のパイオニアとして走り続けてきた。クラシエの得意分野であるスキンケアから始まり、スカルプケア、スタイリングとカテゴリーも徐々に増やして、トータルメンズブランドとして成長している。
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