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能登半島地震でファンケルが支援物資提供 ビューティ企業の支援活動広がる

ビューティ企業各社が、1月1日に発生した能登半島地震の被災地への支援活動を進めている。

ファンケルグループは、被災地で必要としている支援物資の提供を実施。「公益社団法人 石川県栄養士会」の要請を受け、サプリメント“マルチビタミン”をはじめ、“満点野菜ジュース”や“食物繊維”、“発芽米おかゆ”など合計約1200個を1月5日に発送した。また、日本赤十字社を通じて義援金300万円を1月12日前後で寄付する。このほか、ファンケルメンバーズサービスの買い物で貯まるファンケルポイントを使った寄付を1月中旬頃から同社のコーポレートサイトで受け付ける。

花王グループは、生活必需品を中心とした物資の支援について、すでに手指消毒液を届けているという。紙おむつや生理用品、ドライシャンプー、温熱シート、体用ウェットシート、洗口液などは、行政、業界団体、自治体などの要請に応じて発送を開始している。あわせて、日本赤十字社に2000万円を寄付すると発表。また、グループ社員による寄付組織「花王ハートポケット倶楽部」からも寄付を予定する。

資生堂、コーセーとコーセーコスメポート、アルビオンは、それぞれ1000万円の災害義援金の提供を決定した。各社は今後も行政や自治体と連携しながら、被災地の状況を踏まえた支援策を検討する。

ネイチャーラボは、商品購入代金の一部を支援金として公益社団法人Civic Force(シビックフォース)を通じて被害地域に送金すると発表した。

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