丸井織物は、1月9日から全工場の稼働を再開した。同社はスポーツ・アウトドア用途で使用される合繊織物で日本最大級の生産能力を持ち、能登半島南部の鹿島郡中能登町に本社工場を含む3工場、隣接する七尾市に1工場を運営している。同社は公式サイトで「地域の生活環境は未だ上水道や物資輸送のインフラに問題を抱えておりますが、通常の生活に一日でも早くもどれるよう頑張ります」とコメントしている。
丸井織物は1月1日の地震の後、2日に地震対策本部を設置し、3日には社員全員の安否確認と被害状況の把握を行っていた。5日には被害が軽微だった中能登町にあるTシャツプリント工場は稼働していた。
復興の状況は必要に応じて公式サイトやツイッター、インスタグラムの公式アカウントを通じて発信していく。