ビューティ

花王「オーブ」が販売終了 30年の歴史に幕

花王のメイクアップブランド「オーブ(AUBE)」が、2024年8月末を目処に販売を終了する。3月から順次生産終了となる。

「オーブ」は、ブランドコンセプト“毎日キレイがうまくいく”を掲げ、1994年に誕生。簡単にきれいな仕上がりを実現できる商品を提案し、アイシャドウ“ブラシひと塗りシャドウ”は“10秒シャドウ”の愛称で人気を集めていた。これまで、俳優の石原さとみを起用したプロモーションを筆頭に、ガールズグループTWICEとのコラボなどで話題を喚起し続けてきた。

花王は2018年から、グループ全体で抱えていた49のブランドを整理し、グローバル戦略ブランドを11(以下、G11)と国内戦略ブランドを8(以下、R8)に絞り込み、投資を集中してきた。昨年は、18年に選定したグローバルポートフォリオの見直しを図り、「アリィー(ALLIE)」はR8からG11へ、「ソフィーナiP(SOFINA IP)」はG11からR8へと入れ替えた。新グローバルポートフォリオでは、G11に「センサイ(SENSAI)」「RMK」「スック(SUQQU)」「アスレティア(ATHLETIA)」「エスト(EST)」「カネボウ(KANEBO)」「モルトンブラウン(MOLTON BROWN)」「アリィー」「ケイト(KATE)」「フリープラス(FREEPLUS)」「キュレル(CUREL)」を選定した。

R8は、「アルブラン(ALBLANC)」「トワニー(TWANY)」「リサージ(LISSAGE)」「ミラノコレクション(MILANO COLLECTION)」「プリマヴィスタ(PRIMAVISTA)」「ソフィーナiP」「デュウ(DEW)」「メディア(MEDIA)」で固めている。

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