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ロート製薬「オバジ」の売り上げが2年で2.6倍に エイジングケアシリーズが急成長

ロート製薬のスキンケアブランド「オバジ(OBAGI)」のエイジングケアシリーズ“オバジX”のリニューアルアイテムが発売から2年で売上高が2.6倍となり、急成長している。同シリーズは、ブランドを代表するビタミンCをキー成分とする“オバジC”シリーズと同様に人気を博している。

古瀬直子プレステージスキンケア事業部ブランドリーダーは、躍進の背景について「昨今美容医療が身近に感じられたり、機能性を重視したスキンケアアイテムを選択したりするといったお客さまの志向の変化がみられるが、特にマスクを外す日常に戻る中、自身の肌への関心が高まっていると感じる。クリーム“オバジXダーマアドバンスドリフト”は、自社に基礎研究を持つ強みを生かし、スキンケアにおける“肌のゆるみサイン”への効果の追求を徹底し、ハリ肌へアプローチを提案した。その結果、“オバジXフレームリフト”シリーズの発売後には、過去最多となる美容メディアの下半期ベストコスメを受賞、更に多くのお客さまに注目いただくことができた」と分析する。

中でも好調なアイテムが、2022年9月にリニューアル発売した高機能クリーム“オバジXダーマアドバンスドリフト”(50g、1万1000円)だ。「顔がキュッと引き上がる」「フェイスラインが整う」などの口コミがSNSで話題となり、1万円を超える高価格帯の化粧品にも関わらず、ドラッグストアを中心に購入者が増えているという。

また、23年9月に発売した新シリーズ“オバジXフレームリフト”も伸長。特に化粧水“ローション”(150mL、5500円/レフィル、140mL、4730円)は、さまざまな美容誌で24年下半期のベストコスメを獲得するなどし、売り上げに貢献している。

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