映画「バービー(Barbie)」に出演し“バービー旋風”を巻き起こしたマーゴット・ロビー(Margot Robbie)は、1月7日の「ゴールデン・グローブ賞」授賞式にビビッドなフューシャピンクのガウンで登場した。このドレスは「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」のもので、光沢感があるボディーとボリューミーなショールがユニークだ。実はこのドレス、ビンテージのバービー人形にインスピレーションを受けている。
マーゴットが着用した鮮烈なピンクルックは、1977年に大ヒットしたバービー人形をほぼ忠実に再現したもの。インスピーレーション源となったバービー人形は50年前、煌びやかなディスコ・グラマーの“スーパースター時代”の幕開けを飾ったリミテッド版だ。マテル社によると、77年のバービー人形は、映画「バービー」でマーゴットが演じたように夜を踊り明かし、街をピンクに染めるために作られたとのことで、シルキーなサテンにディスコボールを反射させるダイヤモンドのアクセサリーが組み合わされている。マーゴットの衣装は、バービーの絶頂期を想起させるだけでなく、作中のパーティーシーンをほうふつとさせる。
さらにこのドレスは、「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」2022年秋のランウエイからもインスピレーションを得ている。ランウエイルックではバービー人形のようなサテンではなく、光をキャッチするスパンコールのボディーに、ルックを縁取るふわふわのピンクのボアが印象的だ。
元ネタとなったバービー人形はアマゾンで販売されていたが、現在は完売している。