フェイスケーク・マーケティング・テクノロジーは「シェード・スカウト」という美容系アプリをローンチした。「あの女優の口紅、かわいい!私もトライしてみたい」といった思いを叶えるもので、気に入った色をアプリに取り込みバーチャルメイクなどができる。バラの花や葉の色など、自分が気に入った色をシェード・スカウトで登録すると、それと全く同じ色を提案するブランドのリップやファンデーション、アイシャドー、チークなどの製品がリサーチできる。その製品を友達とシェアしたり、オンライン上で購入したり、バーチャルでメイクアップできたりとさまざまな機能を持つ。「気になる色をバーチャルで試すことができる。レッドカーペットで見た女優のメイク、スーパーにあるクランベリーの色から、空の色まで!なんでも気に入ったら取り込むことができるのよ」と同社のリンダ・スミス創業者兼最高経営責任者。
自動のカラーサーチ・テクノロジーを搭載することで、「ローラ メルシエ」「レブロン」など40以上のメジャーブランドの全く同じ色の製品が探せるという。「店舗で化粧品を購入したい人も、オンラインが好きな人も、どちらも使えるアプリ。色をキーワードに、自分の知らないブランドと出会うこともできる」とスミスCEOは自信をみせる。フェイスケークは設立8年の会社で、スウィベル・バーチャル・ドレッシング・ルーム(Swivel Virtual Dressing Room)やデジタル・ビューティ・バー(Digital Beauty Bar)といったプラットフォームでも有名だ。