英スキンケアブランド「ロディアル(RODIAL)」は6月、ブランド初のカラーコスメをローンチする。米ビューティチェーンのブルーマーキュリーで先行発売する。日本国内では、伊勢丹新宿本店やリステアでスキンケア製品の取り扱いがあるが、カラーコスメの販売開始時期は未定だ。
「ロディアル」は、米「セブンティーン」誌の美容ライターであったマリア・ハッチステファニスが1999年に設立したロンドン発のスキンケアブランド。ドラゴンズ・ブラッドと呼ばれるアマゾンに自生する高木の赤い樹液や、ヘビ毒などユニークな成分を使ったスキンケアアイテムで知られる。
20SKUからなるメイクアップ・コレクションは、ロングラスティングのクリームアイシャドウやハイライター、ヒアルロン酸配合のチークなど、使いやすさにこだわったアイテムをラインアップ。価格は21ドル(約2520円)〜57ドル(約6840円)。
製品化に3年を費やしたカラーコスメについて、ハッチステファニス社長は「私はメイクアップ・アーティストではないの。これまで店頭にずらりと並んだメイクアップ・カウンターにおじけづいてきたし、一度だって使い方をきちんと理解したことはなかったわ。私はユーザー目線でメイクアイテムを作りたかったの」と、メイクアップ製品の開発に着手した経緯を語った。
業界筋は、グローバルでの初年度小売り売上高を500万ドル(約6億円)と予測する。なお、広告塔はイギリスの人気モデル、デイジー・ロウが務める。