ユニクロは1月16日、グローバルSPAブランド「シーイン(SHEIN)」が「ユニクロ(UNIQLO)」の人気商品である“ラウンドミニショルダーバッグ”の模倣品を販売したとして、模倣品の販売停止や損害賠償を求めて「シーイン」の運営会社などを提訴した。
「ユニクロ」は、「『シーイン』が販売する模倣商品の形態が当社商品の形態に酷似しており、『シーイン』による模倣商品の販売が、ユニクロブランドおよび当社の商品の品質に対するお客様からの高い信頼を大きく損ねていると判断した」ため提訴したとコメントを発表している。
今回問題となった「ユニクロ」の“ラウンドミニショルダーバッグ”は、TikTokの投稿がイギリスで大きな話題となり、そこから世界中で売れた大ヒットアイテム。ファッションEC検索サイト「リスト(Lyst)」による、「2023年1〜3月に最も検索されたプロダクト」1位にも選ばれた。
「シーイン」は過去にも世界中で著作権侵害や商標権侵害、不正競争防止法違反を理由にトラブルになっている。現時点で「シーイン」からの声明は発表されていない。