「アグ(UGG)」は、環境配慮素材を使用し長く愛用できる製品作りへの取り組みを強調するコレクション“リジェネレート バイ アグ”の新作シューズ2型を発売した。ラインアップは、ブランドの定番スリッポン“タスマン”をベースにした“タスマン クラフテッド リジェネレート”(2万7500円)と定番ショートブーツ“ウルトラ ミニ”をベースにした“ウルトラ ミニ クラフテッド リジェネレート”(3万3000円)だ。
“タスマン クラフテッド リジェネレート”は、環境再生型農業を実践する農場から調達したスエードのアッパーとサトウキビ由来のアウトソール、60%のアップサイクルウールを使用したソックライナーが特徴のスリッポンだ。手縫いのディテールと編み込まれたレザーストラップで仕上げている。
“ウルトラ ミニ クラフテッド リジェネレート”も環境再生型農業を実践する農場から調達したプレミアムツインフェイスシープスキンを使用し、ブランドのアイコンであるシルエットをそのままに、手縫いのディテールとより大胆なツインシームでアップデートした。アップサイクルウールを使用したライニングと、アウトソールにはサトウキビを由来の素材を使用し、快適な履き心地が実現した。
また2021年度から、音楽家の坂本龍一が創立し建築家の隈研吾が代表を務める森林保全団体・一般社団法人モア・トゥリーズとパートナーシップを締結し、本コレクションを含むサステナブルコレクションの日本での売り上げの一部を寄付しているほか、奈良県天川村に“アグの森”を育てるため、年間1ヘクタールあたり500本、3年で3ヘクタールに1500本の植林を行った。この3年間の植林活動だけでも今後20年間で約171.3トンの二酸化炭素を吸収する試算になる。(林野庁の森林整備見える化計算シートの数値を適用)