「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、現地時間1月16日、フランス・パリで2024-25年秋冬メンズ・コレクションを発表した。会場には、アンバサダーを務める岩田剛典やパートナーシップを締結した平野紫耀が、24年春夏メンズ・コレクションのアイテムを着用して出席した。岩田と平野はファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が手掛けたメゾンの24年春夏メンズ・コレクションのアイテムをまとって登場した。
平野は、パリで開催されるファッションショーを初めて訪れたという。「初めてのパリでファレル・ウィリアムスのショーを見ることができ、素晴らしい時間を過ごせました。パリにいる中でウエスタンを感じられて、とても楽しかったです。ムートンのアウターやシューズ、ターコイズを取り入れたアイテムなど好みのものばかりで、着用したいと思いました」。
ファレルがメンズ クリエイティブ・ディレクターに就任して以来、初めてショーに出席した岩田は、ショーの感想を述べた。「ファレルのショーをパリコレで体験できることを楽しみにしていました。今回はまるで西武劇を観ているかのようで、ショーの世界に引き込まれました。ワークウェアの要素が詰まったコレクションは、取り入れやすいアイテムがたくさんありました。また、世界中の友人と交流できたこともパリコレの楽しみの一つで、とても嬉しかったです」。
ショーの会場になったアクリマタシオン庭園(Jardin d'Acclimatation)は、ブローニュの森の北側パリ16区にある、皇帝ナポレオン3世が近代パリの象徴と見なした場所で、パリ唯一のアミューズメント・レジャーパークだ。LVMHグループは、18年にこの場所を大規模な工事によって刷新し、カナダ系アメリカ人の建築家、フランク・ゲーリー(Frank Gehry)が手掛けた美術館フォンダシオン ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitto)を敷地内に誕生させた。