ニューヨーク発—資生堂が、「バーバリー」とフレグランスの販売契約を結び、今年中に日本での販売を開始するようだ。業界筋によると同ブランドは、本格的なビューティブランドの確立を目指しており、資生堂とスキンケアやカラーコスメなどの開発を含む契約も進めているという。スキンケア製品の開発に関しては、資生堂の他にもエスティ ローダーなどを含む複数の企業との協業を検討しているようだ。
「バーバリー」のフレグランスは、香水事業を手掛ける資生堂の子会社ボーテ プレステージ インターナショナルが2013年からディストリビューションを手掛け、フランスやスペイン、アメリカなどに販路を持つ。「バーバリー」は、今後のビューティ部門への注力により、15年度の売り上げが卸ベースで前年比約125%に伸長すると予測している。(WWDビューティ 2015年4月2日号)
【関連記事】
・ 資生堂と英バーバリーがバーバリー化粧品の輸入・販売で提携(2015年6月2日)
・ バーバリー ビューティが��島屋大阪店に今秋登場(2010年8月16日)