ファッション

資生堂が子会社のアユーララボラトリーズをアインファーマシーズに売却

資生堂は6月30日に開催した取締役会で、子会社のアユーララボラトリーズの株式および関連資産をアインファーマシーズに譲渡することを決定した。

アユーララボラトリーズは、1994年10月に設立。資生堂の100%子会社として「アユーラ」ブランドを百貨店中心に75店舗展開する。"東洋美学"に基づいたスキンケアやボディーケアなど独自性の高い商品で顧客を獲得し、今年ブランド誕生20周年を迎えた。2015年3月期の売上高は27億7100万円、営業損益は1億8500万円だった。今回、「得意分野は異なるものの、『アユーラ』のカウンセリング力や商品開発力などを評価してくれたアインファーマシーズに譲渡することになった」(広報担当者)。

譲渡先のアインファーマシーズは、調剤薬局国内シェア1位で、ビューティ領域の取り組みを強化している。今後、「アユーラ」を他社との差別化に発揮できるブラントとして訴求していく考えだ。

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