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発酵エイジングケアの「ファス」から洗顔とクレンジング 若年層獲得へ一手

シロクが昨秋スタートしたエイジングケアブランド「ファス(FAS)」は3月13日、発酵をキーワードに汚れ落としに特化した“ザ クリア シリーズ”を発売する。第1弾は洗顔・クレンジングの新商品3種(5170〜5940円)をそろえる。

“ザ クリア シリーズ”は、既存品の“ザ ブラック シリーズ”と差別化し、やや価格帯は落とすが、ブランドのアイデンティティーである発酵成分を共通配合する。

クレンジングオイル(180mL、5940円)は「発酵緑茶種子オイル」の働きで、蓄積した毛穴汚れを浮かし落とす。クレンジングジェル(同)と洗顔料の“クリームソープ”(110g、5170円)は、ブランド独自成分の「発酵はちみつエキスを配合し、マイルドなピーリング作用で滑らかな肌に仕上げる。

「ファス」は現在、伊勢丹新宿本店、京都高島屋S.C.に直営店、京都東山に路面店を構える。“ザ ブラック シリーズ”は京都産黒米が原料の“黒豆発酵液”を配合した化粧水(200mL、1万1550円)、薬用美白美容液(30mL、1万2100円)、クリーム(80g、2万4220円)をラインアップする。

ブランドの中心顧客は40代以上。井上みなみブランドマネジャーは、「若いお客さまにも、まずは“ザ クリア シリーズ”で発酵成分のよさを実感いただき、ブランドのファンになっていただきたい」と話す。

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