エイボンが、英自然派スキンケアブランド「リズ アール(LIZ EARLE)」を米ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスに売却する。エイボンによると、「リズ アール」はエイボンの年間売上高の1%程度を占める。売却額は1億4000万ポンド(約266億円)。
エイボンのシェリ・マッコイ最高経営責任者(CEO)は、「『リズ アール』はウォルグリーン・ブーツ・アライアンスの小売り店舗において、すでに高い存在感を持っていて、売却先としては最適だった」とコメントした。
「リズ アール」は、元ビューティライターのリズ・アールとビジネスパートナーのキム・バックランドが1995年にイギリスで創設したブランド。ヒットアイテムのクレンジング「クレンザー&ポリッシュ」で知られている。同ブランドは2010年にエイボン傘下に入り、5年間でカラーコスメティクスにラインを拡張した他、08年に参入したアメリカ市場で販路を拡大してきた。