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デジタル広告の最新トレンドは3DクリエイティブとコネクテッドTV Teads Japanがイベントを初開催

インリード型広告プラットフォームを提供するティーズ ジャパン(TEADS JAPAN)は1月25日、「ティーズ ラグジュアリー サミット(TEADS LUXURY SUMMIT)を開催した。同イベントは、グローバルおよび日本におけるデジタル広告に関する最新情報を提供し、ティーズの今後の取り組みを披露するイベントで、日本での開催は初となる。イベントには、ラグジュアリーブランドのマーケティング担当者を中心に同社のクライアントが参加し、知見の共有やネットワーキングが行われた。

イベントは、今村幸彦ティーズ ジャパン 東アジアマネージング・ディレクターによる開会の挨拶からスタート。今村マネージング・ディレクターは、ティーズが掲げる「質の高いメディア」「データドリブンマスリーチ」「データに基づいたクリエイティブ」「測定&最適化」という“4つの柱”について触れ、「他社と一線を画す価値を訴求し、サプライヤーではなく、マーケティングパートナーでありたい。ブランドが安心して配信できる場所、ユーザーが嫌がらない場所にデジタル広告を配信していきたい」と語った。

続いて登壇したラシッド・アイト・アッディ=ティーズ ストラテジック・アカウントSVPからは、グローバル動向とティーズの今後の取り組みが語られた。ラシッドSVPは、デジタル広告の最新トレンドとして3Dクリエイティブを活用した広告手法について実例を交えて説明した。これまでの3D技術ではラグジュアリーブランドを満足させることが難しかったが、ティーズが提供する3D・VR技術は、本物との区別がつかないほど高いクオリティーを誇るという。ラシッドSVPは、「これからは3Dでストーリーテリングをする時代」であると述べ、3Dやバーチャル トライオンを活用することで「店頭でも体験できないデジタル独自の体験を提供する」と語った。ティーズでは今後、これまでは限られたカテゴリーでしか提供できなかった3DやVRの技術をラグジュアリーの全カテゴリーに拡張していくという。

また、ラシッドSVPは、ティーズの最新の取り組みであるコネクテッドテレビ(CTV)への広告出稿についても解説した。テレビのコンテンツよりも先に広告を表示させることで得られる効果や、モバイルデバイスとCTVを組み合わせて広告展開していくことでさらに効果が上がることを数字や事例を交えて解説した。

CTVの日本における取り組みについては、内田功ティーズ ジャパン ストラテジック・アカウント・ディレクターによる日本の動向に関するプレゼンテーションの中でも触れられた。同氏は、「ラグジュアリーブランドの世界観を映像で配信するにはCTVが最適なソリューション」と語り、日本におけるCTVビジネスは「まだテストを開始したばかり」としつつも、「ワンストップでCTVとインリード型広告を組み合わせたソリューションを提供していきたい」と語った。

ティーズは、2011年に南フランスで創業。現在は30カ国に50の拠点を構えるAIテクノロジーを搭載したインリード®型の広告プラットフォームを提供する企業だ。日本法人であるティーズ ジャパンは15年創業。日本ではラグジュアリーブランドを中心に約500のブランドがティーズのプロダクトを利用している。

問い合わせ先
ティーズ ジャパン
sales-jp@teads.com