グラミー賞授賞式が2月4日(日本時間2月5日)に米ロサンゼルスで開催する。年間最優秀アルバム部門にはテイラー・スウィフト(Taylor Swift)、マイリー・サイラス(Miley Cyrus)、オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)、ジャネール・モネイ(Janelle Monae)、ジョン・バティステ(Jon Batiste)、ラナ・デル・レイ(Lana Del Rey)、シザ(SZA)、そしてボーイジーニアス(Boygenius)がノミネート。最も名誉あるとされる最優秀アルバム賞の行方とともに、彼女たちのレッドカーペットでの装いにも注目が集まる。
米「WWD」は授賞式に先駆け、24年の年間最優秀アルバム賞にノミネートされたアーティストたちが、グラミー賞のレッドカーペットに初めて登場した際の装いを振り返ってみた。
テイラー・スウィフト、グラミー賞2008
2024年のヒットアルバム「ミッドナイツ(Midnights)」でノミネートされているスウィフトは、08年に初めてグラミー賞のレッドカーペットに登場し、紫色のストラップレスのガウンドレスを着用した。彼女のドレスは、スウィフトの元マネージャー、スコット・ボルチェッタ(Scott Borchetta)の妻であるサンディ・スピカ・ボルチェッタ(Sandi Spika Borchetta)がデザインしたものだった。
マイリー・サイラス、グラミー賞2008
同じく08年にグラミー賞初登場したサイラスは、「セリーヌ(CELINE)」の白とシルバーのドレスに「セルジオ・ロッシ(SERGIO ROSSI)」の靴を履いていた。今年のノミネート作品は「エンドレス・サマー・バケーション(Endless Summer Vacation)」。
ジャネール・モネイ、グラミー賞2009
24年に「The Age of Pleasure」でノミネートされたモネイは、今日ではアンドロジナス(中世的)なスタイルで知られているが、09年に初めてグラミー賞のレッドカーペットに登場した際には、乗馬にインスパイアされた衣装を着ていた。
オリヴィア・ロドリゴ、グラミー賞2022
ロドリゴは22年のグラミー賞でデビューし、アルバム 「サワー(Sour)」で最優秀新人賞を受賞した。授賞式では「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」のオフショルダードレスを着用。24年には 「ガッツ(Guts)」で最優秀アルバム賞にノミネートされている。
シザ、グラミー賞2016
シザは16年のグラミー賞レッドカーペットで、ホルタートップとミニスカートのツーピースセットを着てデビュー。どちらも鮮やかなプリント柄だった。24年には、「エスオーエス(SOS)」が最優秀アルバム賞にノミネートされている。
ラナ・デル・レイ、グラミー賞2018
ラナ・デル・レイは2018年、初のグラミー賞レッドカーペットに「グッチ(GUCCI)」を着用、クリスタルの星をあしらったドレスを選んだ。現在、「ディド・ユー・ノウ・ザット・ゼアズ・ア・トンネル・アンダー・オーシャン・ブルバード(Did You Know That There's a Tunnel Under Ocean Blvd)」で最優秀アルバム賞候補として名を連ねる。
ジョン・バティステ、グラミー賞2018
24年に「ワールド・ミュージック・ラジオ(World Music Radio)」で最優秀アルバム賞にノミネートされているバティストは、18年のグラミー賞で、全体にゴールドのダイヤモンド模様が施された黒のスーツを着て初のレッドカーペットを飾った。
フィービー・ブリジャーズ、グラミー賞2021
ブリジャーズ(Phoebe Bridgers)が初めてグラミー賞のレッドカーペットに登場したのは21年で、「トム ブラウン(THOM BROWNE)」のスケルトン風ドレスを着ていた。24年には、「ザ・レコード(The Record)」で最優秀アルバム賞にノミネートされたボーイジーニアスのバンドメイト、ジュリアン・ベイカー(Julien Baker)とルーシー・デイカス(Lucy Dacus)と共に再び登場する予定だ。