「パコ・ラバンヌ」は新フレグランス「オリンピア」を発売する。同製品は、人気のメンズフレグランス「インビクタス」の姉妹版という位置付け。現代のクレオパトラをイメージし、力強く、大胆な一面を表現した。香りは、みずみずしいジャスミンにスパイシーなジンジャーリリーを重ねたソルティ バニラのアコード。ジューシーなマンダリンに官能的なサンダルウッド、アンバーが溶け込み、陰影をもたらす。
ホセ・マニュエル・アルベサ=プーチ・チーフブランドオフィサーは、「香水で『パコ・ラバンヌ』は現在、世界のトップ5ブランドであり、来年はトップ3入りを目指す。そのためには、ウィメンズの香水の強化が必要だ」とコメントした。
価格は30mLが48ユーロ(約6500円)、50mLが68ユーロ(約9200円)、80mLが88ユーロ(約1万1900円)、5000本のみ数量限定で発売する最高級の香水は約192ユーロ85 セント(約2 万6200 円)。8月からはフランス全土、中東に販路を広げ、その他の地域では秋に発売した。業界筋は、初年度の小売りベースの売上高を1億5000万ドル(約183億円)と推定する。