ファッション

「バデフィー」の世界初コンセプトショップがオープン

 セレンディップは8月21日、ドイツ発美容ブランド「バデフィー」の世界初のコンセプトショップをラフォーレ原宿に期間限定でオープンする。売り場面積は、約10 �u。「バデフィー」は2009年に誕生し、世界30カ国で展開している。

 コンセプトショップは、約5カ月間展開する。バス&ボディー製品に加え、ハロウィンやクリスマス、バレンタインデーなどの季節限定製品を取り扱う。山崎静子セレンディップ社長は「日本で3月に『バデフィー』の取り扱いをスタートし、表参道ヒルズやイセタンミラーなどのポップアップショップで好評を得た。日本は、非常に感度が高く、製品の需要が見込まれるため、世界初となるコンセプトショップが実現した。今後は、韓国、中国、台湾などを視野に入れ販売権を持つアジアでの販路拡大を目指す」と話す。また、「バデフィー」は、ギフトニーズが高いため、プチギフトからラグジュアリーギフトまで対応できるよう、ボックスやラッピングシートを使用したギフト包装を多数そろえる。

 店舗は、大人スイートなイメージをベースにブランドを代表するケーキ型入浴剤「バスカップケーキ」や「バスプラリネ」を飾り、ケーキショップのスイーツのように、製品を手に取ってもらえるよう「バデフィー」の世界観を演出する。オイルが入った入浴剤「バスクリーマー」やソープの泡立ちや香りが楽しめる水場も用意する。

 10月2日には、ビスケット型入浴剤「バス ビスケット」を発売する。定番品10種とハロウィンなどの季節限定デザインを取り扱う。「『バス ビスケット』は、創設者のオルガ・ボックスバーガーが来日した際、百貨店の食品フロアでインスピレーションを受け製品化したアイテム。男性も気軽に購入できるよう、1つずつ小分けのギフトにできるエンベロップ(封筒)を用意した。メッセージも書けるので、さりげないプレゼントに最適」と話す。11月6日からは、サンタや星、雪をモチーフにした「バス ビスケット」のクリスマス限定品も展開する。

 また、11月6日には、妊婦や新生児が使える「ベビーライン」が登場する。ラインアップは、ベビー用入浴剤やソープなど8種類。高品質なカカオバターやシアバター、ココナツオイルなど肌に優しい成分を配合。「ベビーライン」は、性別を問わないミントグリーンをベースに、ロッキングホースをブランドアイコンに展開していく。ギフトパッケージは、日本オリジナルのものを用意する。今後は、百貨店や専門店など販路拡大を目指す。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。