松屋銀座本店は9月30日、外国人観光客向け化粧品カウンター「ツーリスト ショップ アンド ラウンジ」を松屋銀座本店裏第1駐車場2階にオープンする。さらに、インターネットを利用したお取り寄せサービス「tabモール」の外国版「+81モール（プラスエイティワンモール）」の受付カウンターも設置し、スムーズな買い物環境を提供する。初年度の売上高は4億1000万円を見込んでいる。
「ツーリスト ショップ アンド ラウンジ」は、加速するインバウンド対策の強化として中国人を始めとする海外観光客専用の化粧品カウンターを設置して、より良い買い物環境とサービスを提供するために開設することになった。売り場面積は約130平方メートルで、「資生堂」や「クレ･ド･ポー ボーテ」「SK‐�U」「DHC」の4ブランドが専用カウンターを設ける。定番の主力アイテムを展開し、各カウンターには、中国語や英語を話すバイリンガルの販売スタッフが常駐し、カウンセリング販売を実施する（「DHC」は通訳が常駐）。
また、「+81モール」では化粧品（9月中旬より予約受付を開始）やワイン、洋菓子、子供服などを扱う。来日前にネットで商品を予約し、取り寄せできるシステムを提供することで、購入の時間を短縮して効率的な買い物ができるようにする。その他、免税カウンターやラウンジも設け、買い物中に寛げる空間も創出する。
