ビジネス

リーバイスが社員の最大15%をリストラへ 新CEOの下でD2Cビジネスに注力

リーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS以下、リーバイス)は、2年にわたる生産性向上計画の一環として、2024年上半期に本社勤務の人員のうち10〜15%を削減する。同社は世界でおよそ2万人の従業員を抱えており、本社に勤務しているのはその4分の1程度のため、対象者は500〜750人。これにより、24年に1億ドル(約148億円)のコスト削減が期待できるという。

なお、同社の23年11月期決算は、売上高が前期比0.1%増の61億7900万ドル(約9168億円)、営業利益は同45.3%減の3億5330万ドル(約524億円)、純利益は同56.1%減の2億4960万ドル(約370億円)と大幅な減益だった。

12年半にわたってリーバイスを率いたチップ・バーグ(Chip Bergh)社長兼最高経営責任者(CEO)は1月26日に退任し、後任としてミシェル・ガス(Michelle Gass)社長が就任した。バーグ前社長兼CEOが進めた卸依存からの脱却とD2Cへの移行を、ガス新社長兼CEOの下でも推進するという。

LEVI'S x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。