ファッション
特集 メンズ・コレクション2024-25年秋冬

メンズの3トレンドから探る現代のダンディズム

無料で読める

2024-25年秋冬シーズンのメンズ最大の潮流は、旧態依然の“男らしさ”を解放しようとする試みだ。数年前から加速しているジェンダーフリュイドのムーブメントが、いよいよメンズウエアの根幹であるクラシックにまで浸透し始めた。変わらないことが美学でもあるフォーマルやスーツにも、ウィメンズウエアの柔和なシルエットやソフトな仕立て、優美なムードを引き立てるカッティングやディテールなどを取り入れるブランドが増えている。(この特集は「WWDJAPAN」2024年2月5日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)

ストリートブーム以降のメンズシーンは、テーラリングに別の要素を掛け合わせることで新しいスタイルを模索してきた。ストリートウエアが徐々に落ち着き始めた20年前後は、ラッパーのスタイルのように自由な感覚をドレスに融合し、パンデミック以降はホームウエアのリラックス感を加え、定番の再解釈が進む昨今はシルエットが多様化。ただ、“男らしい”クラシックにはルールが多く、世間に大きなインパクトを与えるような新しいスタイルを生み出すまでには至っていなかった。

潮目を変えた2人のコレクション

この続きを読むには…
残り1014⽂字, 画像4枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。