日本各地の器と食材を使って、いつもより少しだけスペシャルな時を演出する「食と器」プロジェクト。吉田ちかげ・アートディレクターと宇藤えみ・スタイリストが手掛ける、何気ない毎日の食卓を素敵に楽しむための取り組みだ。
昨年末にスタートし、今年のゴールデンウィークには唐津焼とのコラボイベントが話題となった。今回は東京・墨田区にある旧小山家住宅で、江戸切り子でおなじみの廣田ガラスの器を使用しての展示イベント「食と器×廣田ガラスと和菓子の宴」を開催する。
会場となる旧小山家住宅は、関東大震災、東京大空襲もまぬがれた古民家。格子戸の細い木割り、黒漆喰壁から構成されるエントランス、手入れが行き届いた庭園は美しく、江戸時代からの農家と町屋の雰囲気を今に伝えている。
また、今回器とコラボレートするのは紫をん(しをん)・和菓子作家の作品の数々。ガラスの器と繊細な和菓子の共演を楽しめる内容となっている。
■「食と器×廣田ガラスと和菓子の宴」
開催日:2015年12月5日(土)
時間:11?15時(展示イベント)
場所:旧小山家住宅(東京都墨田区立花6-13-17)