木村麗(きむら・うらら)/ヴィジュアル・アドバイザー プロフィール
1981年生まれ、東京都出身。アパレル販売員を経て、2011年にF.F.B.に入社。SNSの撮影・編集・投稿のコンサルティングをスタート。「誰でも、センスがなくても良い写真が時短で簡単に撮れるようになる」がモットー。F.F.B.は画像加工アプリ「UUULA」、解析ツール「UUULA ANALYTICS」を提供
販売員出身で「誰でもハイクオリティーな写真が撮れる」をモットーに活動するヴィジュアル・アドバイザーの木村麗さんが、主にファッション&ビューティの販売員に「すぐに使える&誰でもできる」インスタグラム攻略法を伝授します。(この記事は「WWDJAPAN」2023年12月4日号からの抜粋です)
この冬に最旬な撮影テクニックを紹介
皆さん、こんにちは。早いものであっという間に12月、年末です。年内最後の連載ということで(8月からなので、この連載は半年もまだたっていないですけど笑)、年末年始、この冬シーズンに使える簡単な撮り方をご紹介します。今回ご紹介するのは、昔からあったけど、ここ最近再燃しているトレンドの撮り方、つまり「トレンド再燃編」です。いつもですけど、ご紹介するのはどれも簡単に撮ってもらえるもの。ぜひ挑戦してみてください。
その1 what's in my bag撮り
インスタには昔から物撮り画像のニーズがあり、インスタといえば置き画と言ってもいいくらいおしゃれな写真とされる1つでした。#置き画や#置き画倶楽部 のような有名タグも存在するほどですが、いつの間にか新鮮さはなくなってきたように思います。が、ここ最近特に秋冬シーズンになってから置き撮り画像への良い反応がたくさん出てきています。
置き撮り撮影のポイントは、バッグと中身のトーンやテイストをある程度合わせること。また中身が少なすぎると物足りなく見えてしまうので、小さめのバッグの場合は5〜10個くらいのアイテムを置くようにしてみてください。また、のどあめやちょっとしたお菓子なども加えてみるとよりリアリティーのあるバッグの中身になるのでおすすめです。最近のインスタで反応の良いバッグの中身は、「ロエベ」のアイテム、「テクラ(TEKLA)」のタオル、「イソップ」、電子機器だとAirPodsですが、意外なアイテムとして「有線イヤホン」も。置き撮りについては、通常投稿はもちろんですが、同様にリールや収納リールも反応がよいのでぜひお試しを!
その2 顔なしのボディー自撮り
こちらも見たことある撮り方ではないでしょうか。個人的には「ほ〜これ数字つくのかぁ、懐かしいな」と思いましたが、この撮り方は自撮り、他撮りどちらもニーズがあります。そもそも顔を出したくないけどおしゃれに撮りたい方にもおすすめです。無理にトリミングで顔をきってしまうとヘアスタイルも隠れてしまってもったいない。少し工夫した角度やコツがいりますが、慣れたら簡単です。
座り自撮りの場合は上半身を後ろにそってインカメで撮影すると体の下半身部分も写りやすくなりバランスよく撮れます。顔出しが苦手な方にもう一つおすすめなのが、スマホやタンブラーなどの雑貨で顔を隠して撮ること。座って撮影する場合にも撮られているのをあまり意識せずに(難しいことではありますが笑)普通にリラックスして座ると自然に見えますよ。
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