木村麗(きむら・うらら)/ヴィジュアル・アドバイザー プロフィール
1981年生まれ、東京都出身。アパレル販売員を経て、2011年にF.F.B.に入社。SNSの撮影・編集・投稿のコンサルティングをスタート。「誰でも、センスがなくても良い写真が時短で簡単に撮れるようになる」がモットー。F.F.B.は画像加工アプリ「UUULA」、解析ツール「UUULA ANALYTICS」を提供
販売員出身で「誰でもハイクオリティーな写真が撮れる」をモットーに活動するヴィジュアル・アドバイザーの木村麗さんが、主にファッション&ビューティの販売員に「すぐに使える&誰でもできる」インスタグラム攻略法を伝授します。(この記事は「WWDJAPAN」2024年1月8日号からの抜粋です)
飽きさせたら負け、気にならせたら勝ち
皆さん、あけましておめでとうございます。今年も旬なお役立ち情報やノウハウをお届けしていきますのでよろしくお願いします!新年1回目は、魅力的なアカウントページの作り方のコツ(方法)についてお話ししたいと思います。
インスタグラムで投稿を始めると、新機能やバズりやすいと言われるリールを1、2本あげただけでは、継続的なフォロワー増加やアクションにはつながりにくいことに気づくと思います。ユーザーからの反応をしっかりと上げていくには、継続的かつ定期的な発信が必要になります。新規のユーザーがあなたのアカウントを訪れ、魅力的で、何か気になる、知りたくなる、などの興味をひくアカウントページになるためには、1つの投稿だけ頑張っても意味はなく、気になってもらえるような要素をちりばめておく必要があります。では、どういったアカウントを目指せばいいのでしょうか?
魅力的なアカウントページとは?
魅力的なアカウントであるための、心構えその1は、やはり「発信力があり情報の充実さが一目で分かるアカウントであること」です。皆さんもいろいろなアカウントをフォローしているかと思いますが、フォローする=「そのアカウントの何かしらに興味を持ったから」ですよね?しかしせっかくフォローしたアカウントが、待っても待っても発信してこなければ、期待値は下がる一方になり、最後には忘れられてしまいます。つまり、発信側として意識しなければならないことは、「フォロワーは常に発信を待っている」ということ。だからこそ、常に「飽きさせたら負け、気にならせたら勝ち」なのです。
一方で、商品などを丁寧に説明したり伝えなければならないという投稿をしがちですが、インスタ上では全て律儀に伝える/見せることは、飽きることにつながったり、宣伝感が強めにでてしまったりしてしまいます。ユーザーは気になったら自分で調べたいのです。なので時には画像もテキストも丁寧に説明しない方がコメントにつながりアクションが増えると思います。
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