ニューヨーク発−ヘアケアブランドのオルタナは、共同経営者兼スポークスパーソンに女優のケイティ・ホームズを迎えると発表した。ホームズが広告塔を務めるキャンペーンヴィジュアルは、2月中旬にローンチ予定のEC サイトで公開される予定だ。ホームズは今後、オルタナの製品開発にも携わっていく。
オルタナ プロフェッショナル ヘアケアのジョアン・マロイ=プレジデントは、起用の理由について「自然体で親しみやすいけれど、華やかな雰囲気のホームズは、オルタナの世界観を表現するのにぴったり。また、ワーキングマザーとして忙しい日々を送りながらファッショニスタを貫く彼女は、まさにオルタナがターゲットとしている女性でもある」とコメントした。「WWD」のインタビューに応じたホームズは「植物由来成分にこだわり、硫酸塩やパラベンを使用しないオルタナの製品は、髪にも地球にもやさしく、使っていて心地良いもの。私はキャビアとバンブーシリーズを使って、髪質まで変化したの。素の髪が美しくなれば、スタイリングも楽になって良いことばかり」と語った。
業界関係者は、「オルタナは2009年にマロイ・プレジデントが就任し、経営陣が現体制になってから、毎年2ケタの伸びで成長している。セフォラを通じて、メキシコやシンガポール、マレーシアでも展開している。今年はブラジルやインドにも上陸するため、売上高は3年前の2倍近くになるだろう。現在の推定年商は、売り上げベースで約1億ドル(約89 億円)。来年度は1億1500万〜 1億2000万ドル(約102 億3500万〜 106億8000万円)まで伸びるのではないか」とコメントを寄せた。