名古屋の出張は、専門学校のファッションコンテスト。そして大阪の出張は、関西の美容師を対象としたヘアコンテストの決勝大会でした。ファッションに比べると、ヘアコンテストの審査員の経験値は高くありません。けれど今回審査させていただいたヘアコンテストは、音楽や照明、演出にもこだわるヘアショーがメーン。ものすごく乱暴に言えばヘアショーは、ファッションの世界でいうランウエイショーのようなモノでしょう。ヘアカットやカラーリングのテクニックに関する知識は浅い私ですが、ヘアショーでは自分の知見を生かすことができました。
これからヘアショーに挑む美容師や、ファッションショーを開くデザイナーやブランドには、古くて恐縮ではありますが、上の記事を読んでいただきたいと思います。トップデザイナーのファッションショーに対する思いはもちろん、メッセージは洋服のみならず、音楽にも、モデルにも、会場にも、観客にさえ詰め込むことができると理解していただけるでしょう。あらゆる面にメッセージを詰め込むことができれば、そしてメッセージが共感できるものであれば、我々は結構簡単にファンになり、一度ファンになると多少の“アラ”さえ魅力だと思えてしまう。我ながら、ファンって結構“チョロい”モンだと思っています。
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